2016年02月25日

母の施設で

年末、先月に続いて、日曜日からまた
母の様子を見に神戸に行ってきた。

行く度に、寝ている時間が長く、
少し不可思議な事を言うことも増えている。
とは言うものの、年末、もうそれほど長くない
と言われてからも、取り戻したように
流動食をたくさん食べる日もあるし、
日によっては、好きな百人一首もスラスラと
言えることもある。

ただ、昨日はあんなに答えていたのに、と
思うほど、今日になると一句も言えない。
それどころか、喋ることもおぼつかない。
そんな毎日である。

母の容態に一喜一憂するよりも、
その一瞬、一瞬に自分が出来る範囲で
対応する、ということが最近では良いと思うようになった。

僕が行く時は、食事も基本的に
僕が食べさせるようにしているのだが、
ひと口、ふた口、食べて、
そのあと、なかなか口を開けなかったりする。

食事をしていることを忘れているのか、
もう欲しくないのか。
でも、また10分ほど経過して、
スプーンを口に持っていくと口を開けてくれる。
そんなこんなで食事を摂るのに、30分から1時間近く
かかったりするから、本当に介護師の人は大変だと思う。

今の母の喜びは何だろう。
頭の中はどうなっているだろう。
色々な事を考えるけれど、
いずれにしても、あとどれくらいか
わからないけれど、最期の時が来るまで
出来る範囲で、少しの時間でも
そばにいてあげられることなのかも
しれない。

店には色々迷惑をかけますが、またよろしくです。

ちなみに昨夜から東京には戻って店に出ております!
posted by みつあき at 20:21| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月23日

お知らせ その2

去年からはじめたオープンタイムから、1時間の
ハッピーアワーですが、
とりあえず冬の部は、今月末をもって終了といたします。

また、新たなイベントや計画がありましたら、
こちらで告知します。

よろしくお願いします!!
posted by みつあき at 18:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

お知らせ

日曜日からまた、神戸のほうに帰省していますが、
本日、火曜日は通常タクヤが入店するはずですが、
どうしても入れなくなりました。
という訳で、本日はお休みさせていただきます。
申し訳ございません。
posted by みつあき at 18:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Aセクシャルの苦しみ

土砂降りとか、豪雨とか
メディアで言われていて、
(確かに数時間はそこそこ降ったモノの)
そのせいか、かなりヒマだった先週の土曜日。

そんな中、ポツリと一人で来てくれた
アイダ君は30歳。
小学校高学年くらいか、周りのみんなが
性衝動にかられて、AVの話や、実体験を
口々に言い出した頃、アイダ君はどうしようもない
疎外感を覚えたようだ。

それは「ゲイだから?」と聞くと
「そうではなく、セックスにまったく興味を持てず、
むしろ嫌悪感しかなかったから」そう言う。

いわゆるAセクシャル。
ゲイでもストレートでも、100人に一人くらいは
こういうタイプがいると言うけれど、
アイダ君は、ストレートなのか、ゲイなのかさえ
自分ではわからないらしい。

だから、ゲイバーなどに来ると、
少しでも解決の糸口が掴めるかも、
そう思ったと言う。

もちろん、物理的な勃起はあるし、朝立ちもする。
ただ、射精をしたい、
などと思ったこともなければ、
誰かに触れたい、触れられたい、
そう思ったこともないようだ。

テレビや映画でセックスシーンやキスシーンが
出てくると、とっても嫌な気持ちになる。

まだ、恋愛感情を持つことが出来ればいいんだけれど、
そんな気持ちもないと言う。
恋愛ドラマを見ていて、
いつか自分もそういう気持ちになることがあるのか、
と思っていたけれど、
結局、あまり他人に興味がないというのがわかった。
一人でいるのが一番、楽。
そう思いながらも、
年齢が上がるに従って、何とかしなければ、
そういう気持ちがいっぱいになり、
右往左往している状態だと言う。

精神科を尋ねたりもしたらしいけれど、
どういう意見を聞いても落ち着かない。
そして、何とも苦しくて仕方がないようだ。

淡白だとか、あまり性的なことにそれほど関心がない、
というタイプはまだよく聞くけれど、
ここまでの人は僕も初めて。

自分は自分でしかないのだから、
ありのままの自分を受け入れて、
楽である時間を過ごすのが一番、そう思うのは
あまりにも勝手な意見だろうか。
posted by みつあき at 18:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月21日

来世には持ち越せない

一昨日は、たまに来てくれるヤマゾノ君が
29歳で東北地方に住んでいて
仕事で東京に来ているという
ヤス君を連れてきてくれた。

ヤス君はまだほとんどゲイの経験がない。
だからなのか、何から何まで自信がないと言っていた。

それはモテる、モテないということだけでなく、
自分がゲイだということも、
下手をすると自分の人生の多くを否定的にとらえていた。

子供の頃からやりたいことがたくさんあったけれど、
(たとえば、ピアノやギターなど楽器、そして語学)
今からやっても、もう仕方がない、
「来世では子供の頃からやり直そうと思います」
なんて言ってのけてしまう。

「来世で」なんて、その昔の郷ひろみと松田聖子でもあるまいし、
僕はこんな若い人から、やりたい事を
「来世まで持ち越す」という会話を初めて耳にした。

何かのプロを目指しているのならともかく、
やろうと思えば、幾らでも出来るんじゃない?
と問うと、いや、もう遅すぎるとか、
お金がかかるとか、時間がない、とか
どんどん「やらない理由」が出てくる。

それはやりたいのではなく、
実はやりたくないんじゃない?
本当に求めていれば、何とか時間を作って
お金を使わずに出来ることは山ほどあるし、
できない、と言っていれば、来世だって出来ない、
そんな事を僕とヤマゾエ君は
ヤス君に伝えた。

ヤス君は、少し眉間にシワを寄せて
「でも」とか「だって」を続ける。
何だか、他人も自分も否定するクセが
しっかりとついてしまっているようだった。

そんな話を聞きながら、
僕だってそうだった、そう思った。
さすがに「来世では」なんて思わなかったが、
いつも自分に自信を持てず、
何かと色々な理由を付けて、
他人や物事のせいばかりにしていた。

僕の場合は、昔の彼女に別れを言い出されたことから
ゲイであることを受け入れることが出来たり、
癌という大病を経験してから、自分のネガティブさを
排除することが出来るようになったりしたような気がする。

それは40歳を超えてからのことだった。

日々、ネガティブな事を出来る限り、口にしない、
そう誓ってから、ずいぶんと楽になったし、
日々穏やかな日を楽しめるようになった。

人にとやかく説教をする気はないし、
人それぞれの生き方がある。
でも、僕が経験した事から
ヤス君が少しでも楽になれれば、と思って
そんな話をした。

ヤス君が帰り際に「そっか。
ギターでも初めてみようかな」
そうポツリと言っていた言葉に嬉しく思った。

人生は一度きり。
来世があるかも知れないけれど、
そこには今の自分を思い出すことも出来ないし、
今学んで進まなければ、来世でもまた繰り返すだろう。

僕もヤス君の年齢のような気持ちになって
また新しく色々なことを始めたい、
そんなふうにも思えた。



posted by みつあき at 17:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月19日

海外からのイケメンたち

昨夜、深夜1時くらいに
一人残ったアキオ君と話していると、
ドドっと大人数が押し寄せた。
知っている顔が3人。知らない顔が6人。

3人のうちの一人は、古くからの友人のヤスダで、
あとの二人はたまに寄ってくれるアキラとカサハラ君。
知らない6人はイケメンの白人男性たちだ。
彼らは他店で飲んでぶらぶら歩いていると、
この白人男性たちに
「ジャズがかかるようなゆっくり飲める店は
ないか」と聞かれたらしい。

何やら、新宿にあるジャズクラブを尋ねて
みんなで飲みに来たら、閉店していたとのこと。

そんなワケで連れて来てもらえたのだけれど、
彼らはノルウェーから。
賑やかな店もいいけれど、
まったりと飲みたい、と言っていた。
で、色々尋ねてみると、若々しくたくましく
見えるけれど、みんな既婚者のストレート。

連れて来てくれたヤスダたちもわかっていなくて、
「なんだ〜」という声もあれば、
「いやいや、かっこいいからいいよ〜」と言うのはアキラ。

ここはゲイバーなんだよ、と言っても
お国柄かゲイ慣れにしている彼らは
"No Problem"と楽しそうでちょっとホッとした。

帰り際に、あまりにもフレンドリーで、紳士的な彼らに
なんで日本に?と尋ねるとスキーの試合で、
ということだった。

あとで調べてみると、何とノルウェー代表の
プロのアルペンスキー選手たちだった。

オリンピックなどで大騒ぎして蛮行を
とりださされるスポーツ選手もいるけれど、
ホントに素敵なジェントルメンたちだった。

偶然にしても、有り難い一夜だった。


posted by みつあき at 15:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

昔の片思い

毎日、少しずつまとめながらアップを
して行ったら、何とか追いついたブログ(笑)

一昨日、20時過ぎにブラリと入って来てくれたのが
たぶん5年か6年ぶりとなる友人のシゲオだった。

彼とは30年以上前、僕がまだ出だしの頃、
とあるハッテンサウナで知り合った。
僕が26歳くらい、たぶん彼が22歳くらいだった。

甘いながらに男っぽいマスクに、
がっちりとした身体の彼は、
サウナの中で、
あらゆる人から追いかけられていた。

ところが、まさかという感じで
彼は僕を選び、一緒に個室に入った。

色々話をすると、彼はバスケットをやっており、
ほとんど男性とは付き合ったことがない、
そう言っていた。

それから何度会っただろう。
爽やかで、ノンケっぽい彼に
僕はすっかり夢中になってしまった。

会うたびに、僕は彼に付き合ってくれないか、と
申し込んだのだが
「いや。男と付き合う気はないんです」と一点張り。
はぐらかせられながら、
ズルズルとした関係が続いた。

その後、僕にパートナーが出来、
ずいぶん久しぶりに会った時には
シゲオにも男が出来ていた。

なんだよ、男と付き合わない、なんて言っていたのは
程の良い断り文句だったんだな、などと
思ったものだった。

それから何人かの恋愛相談に乗ったりしながら、
会う時は、半年に一度だったり
3年に一度だったり。

ずいぶん後になって、僕が
大恋愛をした相手が
シゲオとの関係者だとわかったこともあった。
この世界、よくある話だ。

二十歳そこそこで、サウナで追いかけられていた
シゲオもすっかりおっさんになっていたが、
それでも爽やかで雰囲気の良さは
そのままだった。

7年目を迎えるパートナーとは喧嘩ばかりと
シゲオは笑った。
でも、幸せそうでちょっとホッとした。
もう、何十年も前の恋の相手と
こうして会える喜びを、少し噛みしめることが出来た夜だった。

posted by みつあき at 04:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月18日

一人娘の頭の中

うちの店がオープンした当時に来てくれた
アサイ君は、既婚者ゲイで娘がいる。
年に1度か2度ほどしか顔を見せないけれど、
来るとエロい話や、
その他モロモロ楽しい話を聞かせてくれる。

この前来てくれた時に初めて聞いたのだが、
彼のお母様は画家だそうで、
70代後半にして、まだ筆を持つ。
その多くは墨を使った水墨画だけれど、
うっすらと緑や茶色といった色を入れたりもする。

そんなお母さんの影響もあってか、
子供の頃から絵を描くのが好きだったアサイ君は
色にこだわり、お母さんは構図にこだわるタイプだと言う。

加えてアサイ君には12歳になる一人娘がいるらしいのだが、
彼女も幼い頃から自己流で絵を描くのだけれど、
その発想、描き方は、アサイ君を遥かに超えて
お母さん(娘からすると、お祖母さん)のお墨付きだそうだ。

アサイ君の仕事の都合で、6歳くらいまで
アメリカに住んでいた娘さんだが、
考え方や、想像力の独創的なところの自由さが
とても日本人離れしているらしい。

とかく、ここはこう描きなさいだとか
枠にはめられがちな先生の物言いや
友達の批判など何のその。

彼女の頭の中は、自由で
あらゆる物事を許し、広い見識を持っているのでは、
とアサイ君は想像する。

アサイ君は、たぶんこの娘なら、
自分がゲイであることをいつの日か見抜き、
まったく問題にもせず、受け入れるような気もすると言う。
もちろん、当のアサイ君が、
それを望んでいるわけではないらしいけれど。
posted by みつあき at 15:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月17日

MADONNA 来日

先週の土曜日はマドンナが久しぶりに来日、
ということで多くのお客さんたちが
さいたまスーパーアリーナに足を運んだようだった。

僕はさすがに土曜日は無理なので
日曜日のチケットを買っていた。
当然、初日は盛り上がるだろうから
少し羨ましくはあったけれど、
蓋をあけると、結果的に日曜日で良かったようだ。

と言うのは、多くの報道もされたように、
7時開演とされていたのにマドンナが出てきたのが
9時過ぎだったとのこと。

待たされ続けたお客さんは
どっと疲れた人も多かったようだったし、
終電を気にしながら観たり、
間に合わず、途中で席を立った人もかなりいたと聞く。
うちのお客さんたちも、11時過ぎに終わって
それから新宿の移動だったせいか、
各々食事をしたりして、うちの店に着いたのが
1時を回ったくらい。

もちろん、仲には最初の1時間はDJのパフォーマンスがあり、
それから1時間あって、というのは普通だと思う、
という人もいた。

それを聞いて僕は翌日、アリーナの近くの
店でビールなどをのんびり飲んで向かったら
1時間早く始まり、逆にオープニングぎりぎりという顛末。


さてさて、マドンナ。
思えば、彼女の来日公演はすべて行っており、
この前の日本には来なかった"MDNA"ツアーは
テルアビブで観たことはこのブログにも書いた。


あれから3年半。僕とほぼ同世代の彼女。
さすがに2日連続の公演はキツいのでは、と
思ったけれど、何の、何の。
シルク・ドゥ・ソレイユばりのド派手なステージアクトと共に、
激しいダンスも、(途中リップシンクはあったものの)
歌も十分に、やはり世界のマドンナであった。

僕は偶然にも、花道先のデベソとなっている周りの
座席が手に入ったこともあり、本当に楽しかった。

この年齢で、これほどのパフォーマンスをするなんて
それも同じ週に何カ国も渡り歩いているというのは驚異的。

そう思えば、僕よりもはるかに年上の
ブルース・スプリングスティーンだって、そうだ。

そういう意味では、自分に改めてカツを入れる
良い経験となった。

ちなみに、米国ツアーで評判だった80年代メドレーが
ことごとくカットされていたのはとっても残念だった。
posted by みつあき at 20:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月16日

今月のお勧め映画





パトリシア・ハイスミスという作 家がいる。

1950年代ミステリー作家として注目をされた人だ。

映画にもなった「太陽が いっぱい」「見知らぬ乗客」は有名で、

両作品共に、わかる人にはわかる、

と いう同性愛を匂わせる小説 だった。


そして、今回映画化された「キャロル」は、

完璧に女性同士のきめ細やか な恋愛を見事に映像にした作品。

carol-alternative-poster-1.jpg

それも、ハイスミスが違う名前で書いた小説だったと言う。


娘の親権争いで、夫と離婚訴訟の 真っ只中の人妻キャロルと、

婚約者 からのプレッシャーに悩み、

これか らカメラマンになりたいと思う若き テレーズ。

ファッショナブルでセク シーなキャロルの姿を、

カメラに収 めていくテレーズのまなざしは、

やがて二人を逃避行にまで持っていく。


今回、アカデミー賞にノミネート された主演の二人がとっても良い!

ブランシェットと、マーラがデ パートのおもちゃ売り場で見つめ合う

ファーストシーンから、全編、驚くほどのクオリティの高さで、

ドラマは展開し、50年代のニューヨークの風景に

僕たち観客は溶け込んでいく仕掛けだ。


車やインテリア、ファッショ ンなど、あの時代のセンスは見ものだ。

それに、官能的とも言えるドラマが、

まるで上質のワインを味わうかのように、堪能させてくれる。


映画は二人の関係に感づいたキャ ロルの夫の執拗なまでの追跡と

そこから浮かび上がってくる彼女の心の有り様を

サスペンスフルに描いていく。



多くの解釈ができるラストシーンも含めて、

想像力を膨らませてくれる演出は見事。


ちなみに、監督のトッド・ヘインズはオープンリーゲイで

「ベルベット・ゴールドマイン」や「エデンより彼方に」でも

ゲイの姿を描いている。



posted by みつあき at 18:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

料理にかける思い

ここのところ、店以外でもバタバタと忙しく、
ブログを書く時間がなかなか捻出できずにいます。
ちょいと反省・・・。
何とかまとめてアップしないと。


さて、先日、料理好きと動物好きのカップルの話を書いたけれど、
先日来てくれたユウヘイ君の料理好きは
ただものじゃない。

子供の頃から、父子家庭だったそうで
幼稚園の頃から見よう見真似で、
お父さんが作る食事の手伝いをしてきたようだ。
小学校高学年に上がる頃には
すっかり何でも作ることが出来るようになったと言う。

高校の頃は、学園祭でお好み焼きや焼きそばも
自分なりの工夫をして、すごく評判が良く、
かたや彼の地区にあった料理教室に通い、
始まって以来の最年少と言われたらしい。

料理教室の人も、学校の友人も、父親も
ほとんどの人が、彼はシェフ、調理師を目指していると
思っていたが、彼はその気がないようだった。

あくまでも、自分、もしくは
家族のために手の込んだ料理をする、
それが彼の夢だった。

大学に進学し、現在の仕事についても
日々の料理は定評があり、
5年付き合っているパートナーは
「性格やルックスよりも
料理に惚れた、としか言ってくれない」と
ユウヘイ君は笑いながらつぶやいた。

月に一度、友人たちを自宅に招いてが
最も楽しい時間だと言う。

料理はしないことはないけれど、
楽しくて仕方がない、というふうには
なったことがない。

ゲイの人の中には料理好きな人も多い。
老後のために、少し学ぼうか。
そんなことをふと考えた。
posted by みつあき at 15:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月12日

とことん愛し合う二人

祝前日の水曜日、ひと月半ぶりくらいに
クニオとヤスヒサカップルが来てくれた。
彼らは一昨年の暮れに二人が住む東京近郊の
県境にあるバーで知り合った仲。

付き合ってちょうど一年くらいになる二人だが、
いつも仲が良く、楽しそうだ。

27歳のヤスヒサは、子供の頃に
両親の離婚、そして父親が亡くなったことで
たぶんファザコンになったのかも知れない、そう言う。

ファザコンと言っても、まだ当のクニオは33歳。
6歳差なんて、僕からしてみれば、
それほど変わらない。

仕事にも熱心だし、決してチャラい部分もない。
でも、やっぱり年上のクニオに甘えたいのだそうだ。

なおかつ、決してクニオが興味がないタイプでも
彼に興味を持って近寄ってくる人には
ものすごく嫉妬を感じる。
もちろん、クニオが前に付き合った人など
絶対会って欲しくはない、そう言う。

若さなのか、それとも性格なんだろうか。
店にいたお客さんの半分くらいは
ヤスヒサの気持ちはとてもよくわかる、そう言っていた。

「こんなわがままで、どうしようもない俺なんかと
付き合ってくれるのは本当に嬉しい。
仕事がいくら忙しくても(県をまたいで)
毎日、車で会いに来てくれるクニオが大好き。」
まったく恥じらうこともなくそう言うヤスヒサは
素敵だなあ、そう思った。
posted by みつあき at 20:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月11日

かつての新宿の映画館

数日前、来てくれたエイサクさんは50代。
去年公開されて数々の映画賞を総なめにした
「マッドマックス」をIMAXを観てきたと
大興奮して来てくれた。
「この映画、昔だったら、テアトル東京だったと思う」
と言っていて、お互いに古い映画館の話になった。

テアトル東京というのは、いわゆるシネラマで
僕の場合は子供の頃、大阪で観ていたOS劇場と
ほぼ同じくらいのサイズの大劇場だった。
客席の足元から広がる大スクリーンでは
「ゴッド・ファーザー」や「栄光のル・マン」
「ベン・ハー」「2001年宇宙の旅」のリバイバルなどを観た。

今では普通になっている全席指定席で
それも当時は格別だった。

しかし、通常の映画館は指定席ではなかったので、
大ヒットする映画などは、前の映画が終わる頃から
丸1本分、(2時間以上)並んで次の回を待ったものだ。
僕の時代だと「ロッキー」や「愛と青春の旅立ち」
「フラッシュ・ダンス」などは丸一本分、並んだ映画だ。

本当に立ち見もギュウギュウで、
劇場の扉から人が溢れ出るほどの状態だった。

そんな話から、今はなくなった多くの新宿の映画館を
エイサクさんと話す。
新宿の伊勢丹前にあった新宿ロマンや文化、ビレッジ1、2や
スカラ座、今のバルト9のあたりにあった新宿東映パラス、
(これを書いていて思ったのが、
もう新宿には東映系の劇場がないこと。)
さらにそこよりも駅寄りにあった新宿京王1、2、
歌舞伎町の10軒ほどあった劇場も今では
すべてなくなり、
去年オープンしたTOHOシネマズ新宿に
打って変わった。
名画座もハッテン場だった新宿パレス座は、
ピンク映画と普通の映画が交代だったし、
名画座ミラノは一本立てだったけれど、
週末はいつも超満員、
丸井の裏あたりにあった
新宿ロイヤルはアクション映画専門で
平日の昼間、サラリーマンで埋まっていたようだ。
こうして考えると、シネコンではない新宿の映画館は
今は邦画系のロードショーとなった
テアトル新宿(当時は名画座だった)だけかも
知れない。

有楽町や丸の内も含む銀座地区、そして渋谷も
ほとんどの個性的な映画館がなくなった。

今となっては懐かしい映画館。
シネコンは綺麗だし、指定的だし
本当に現代的だ。
でも、今は何をどの劇場で観たのか、なんて
あまりにもどこも似過ぎていて、よくわからない。

それぞれ色々な味を
出していた古い劇場は、風情があって良かった。
そんな話をエイサクさんとしていたら、
すっかり年寄りくさくなってしまった。
ヤバい。ヤバい(笑)
posted by みつあき at 19:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月08日

久しぶりの2丁目!

昨夜は、2丁目に来たのが7年ぶり?とかいう
久しぶりのセイジが来てくれた。

埼玉に実家があり、毎週のように来てくれていたのが
うちがオープンしてから約2年間ほど。

その後、うちから近いこともあり、
上野あたりに行くようになり、
新宿はすっかり遠のいてしまったようだ。


彼が覚えているのは、本当に初期のスタッフ。
なおかつ、こんな事もあった、あんな事もあった、
という話は、僕自身、すっかり忘れてしまっていた
オープン当時のことを色々思い出させてくれた。

セイジは、あっけらかんとして明るいのだが、
ある部分、とってもシャイで、僕かスタッフとしか
口を聞かなかった。
隣の人が話しかけても、僕のほうを見て応える、
というタイプ。
うん、今でもこういうタイプはたまにいるけれど。
もともとは僕だって、そういうタイプだったかも知れない。

その後、他店でも「ちゃんと人の目を見て
話しなさい」と注意されたらしく、
その後、上野のゲイバーのバイトを3年くらいやって
ずいぶん変わったのだ、とセイジ自身が言っていた。

確かに、セイジは変わったかも。
昨日、来てくれてビールを飲み干したら
「せっかく久しぶりに来たから」と
ワインのボトルを入れて、そこにいた
5人に「一緒に飲みましょう」と次々に注いでいた。

当時、30代そこそこだったセイジも、もう40前。
ガッチリした体格に短髪、そして人見知りするとは
とても思えない笑顔は健在だった。
posted by みつあき at 20:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月07日

ジャズの神様

昨夜の深夜遅く、自分のジャズライブ帰りの
歌い手のジュンヤ君、ピアニストのゴウ君、
飛び入りゲストでアカペラを歌ったと言う
キミト君、そしてマネージメントもやる
シュンヤ君のパートナーのエイジさんが
4人で来てくれた。

シュンヤ君が人前でまだ歌うなんて
思っていなかった10年前にエイジさんは出会い、
その後、アカペラ繋がりで、
36歳同士のシュンヤ君とキミト君は出会ったそうだ。

また、昨年夏にはとあるゲイバーのイベントで
シュンヤ君とゴウ君は知り合う。
若干24歳にして有名歌手のレコーディングに
立ち会ったりするほどの腕を持つゴウ君。

その頃からシュンヤ君はゴウ君に
弾いてもらうようになったと言う。

実は去年の暮れに僕が個人的に
このシュンヤ君と、うちのお客さんで
ジャズ歌手の第一人者であるヤマサキさんを
会ってもらい、共に歌ってもらえないか、
と提案したことがあった。
その時もシュンヤ君経由で伴奏を
お願いしていたのがゴウ君だった。

その計画は、僕の母の体調不良で流れてしまい、
結局、ヤマサキさんとゴウ君は会うことは
できなかった。

しかし、何と新年が明けてすぐに行われた
ジャズピアニストのコンテストで
出場者と審査員という立場で
二人はバッタリと出会うことになった。
ヤマサキさんは、まさかそのゴウ君とは知らず、
彼の腕に惚れて一票を投じ、
ゴウ君は優勝したとのこと。

とにかく、色々な流れから繋がった人々。
(ちょっと人数が多すぎて、
この文章では把握しずらいかも。すみません。)

そんなこんなで
トニー・ベネット、レディ・ガガのBlu-rayを観ながら、
ジャズ談義が永遠に続くのでは、と
思うくらいに楽しい一夜となった。

また、みんなで歌い、演奏しもらえる機会が
ありますように。

posted by みつあき at 15:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月06日

世界のあちらこちらから

ここのところ、このブログで、
インターネット社会になって面倒もたくさんある、
なんて書いているモノの、
それでもそのネットから恩恵を受けることも実に多い。

昨日の金曜日、店にいらっしゃった
10人ほどの外国人。
そのうちの8人が、数ヶ月前に取材を受けた
とある英語版のバーガイドを見て、
という人だったのが驚きだった。

オーストリアからの4人、
ポルトガルからの2人、
アメリカ、サンフランシスコから、そして
香港から、の各一人が内訳。

いつ掲載されたかは、わからないけれど、
ここまで一気にいらっしゃると
ありがたいのと、少し戸惑うのと・・・。

一番大変なのはチャージの説明。
これは記事にも一応書いているのだけれど、
チャージシステムがない欧米にとっては、
何故、飲み物以外にチャージを取られるの?
と思うらしく、
そういう場合は「日本にはチップという制度がないので
そのかわりだと思ってほしい」なんて伝えたるか、
「もしくは土曜日が0時まではチャージなしなので」と
言うことにしている。

言葉の問題も多く、文化交流という意味では、
違い過ぎたりすることも多いけれど、
だからこそ、なかなか楽しい事もあったりする。

まあ、ありがたいと思って、
のんびりと前向きに考えていきたいなあ、そう思った。


posted by みつあき at 20:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月05日

多くの暴動の中で

一昨日、うちの常連のアツシが、
自分の行っているジムから出てきたら、
突然テレビカメラと女性レポーターがおり、
「こちらに清原さんが通っていた、と聞いたのですが」
と切り込まれたと言う。

同じジムに清原氏が来ていることは知っていたけれど、
まさかジムの一ビジターである自分に
カメラが向けられるとは。

と言うか、そんなニュースにまったく興味もない
一般市民の自分を捕まえて、
どんどんマイクを向けてくることに
唖然としたと言う。
もちろん、アツシは、無視をしたらしいのだけれど。

それにしても、正月明け、次から次へと出てくる芸能ニュースは
主婦層が喜ぶネタ満載なのだろうけれど、
本当にうんざりしてしまうのは確か。

SMAPの件は、前にも触れたが、
いまだに後を絶たない記事続出の
ベッキーの件など、
「一般人だとよくある話だが、
芸能人だと決して赦されない」と言わんばかりの
魔女狩りだと思う。

個人の思惑は色々あるだろうに、
彼女が口を閉ざすことに対して、さらに
メヂィアはヒートアップしてくる。

覚醒剤など、法に触れるモノはともかく、
人の生き方や人生の選び方に対して、
ごくごく一般的な「公明正大さ」を求めて
バッシングする風潮というのは
本当に恐ろしいと思う。

それは、ついこの間まで、ゲイを含める
性的少数者に向けられていたことを
僕らは忘れてはいけない、そう思う。
posted by みつあき at 14:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月04日

元社長の親友の来訪

前の仕事関係者のトヨダちゃんから
突然電話があったのが、一昨日だった。
前に入れていた仕事関係の電話番号はかなり整理したのか、
彼の番号が変わったからなのか、
スマホに表示される彼の番号がわからなかった。
でも、トヨダちゃんの声は第一声ですぐにわかった。

彼とはもう10年以上もゆっくりと会ったことがなく、
「どうした?」と尋ねると
彼の会社のトップのモバラさんが
僕がバーをやっていることを知り、
連絡をとってみれば?と言われたということだった。

ついこの前も書いたばかりだけれど、
僕の店の事は、ゲイ、ストレート関係なく、
知らず知らずのうちに、
どんどん広がっていっているのだ。
いやはや(笑)

そして昨夜、ハラさん、トヨちゃん、
また懐かしい面々も含めて6人で店を訪れてくれた。

モバラさんは、映像の制作会社、
そして芸能プロダクションもやっており、
中国で最も有名な日本人女優が所属している。
彼女と最初に顔を合わせたのは
15年ほど前だったけれど、
まさか、これほどまでに有名になるとは
思わなかった。

そんなこんなで、中国の会社と渡り合うことが多く、
モバラさんは、北京、上海、香港、台湾を
行ったり来たりする日々らしい。

結構、日本でも中国でも、
どこに行っても業界の人間がいて、
そんな事と関係なく、のんびり飲める場所を探していた
モバラさんはそう言った。

僕の元会社の社長は今から20年前に亡くなったが、
彼の一番の友人がこのモバラさんでもあった。

あれから20年。
店をやって9年。
まさかの歳月が流れていて、それこそまさか
こういう再会があるとは思ってもいなかった。

怒ると怖いし、何せ業界のトップなので
何かと面倒な人、というイメージも強かったモバラさん。

「ホント、誤解されるんだよなあ」
そう笑いながら、カウンターの片隅で
他のお客さんに気遣いながら、
話しているモバラさんを見て、
確実に時間は経ち、それでも点は線で
結ばれる理由があるのだ、ということを
改めて感じた。


posted by みつあき at 15:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オスカーダービーについて

先日、こちらにも書いた「オスカー・ナイト」の件。
詳細が決まりました。

店に24部門のノミネート作品を書いた用紙があります。
自分が取るだろうと思う作品、俳優などに丸を付けて
自分の名前を伝えてください。
(2月28日まで)

ダービーと言っても、賭け金はいりません。
最も当てた部門が多い人の順番で
1位 ワイン1本
2位 ショット3杯分無料チケット
3位 ショット2杯分無料チケット
となります。

ただし、29日(月)に店に来られて、
一緒に観られる人のみが、チケットをもらうことが出来ます。
(全編、観られなくてもOKです)

日本では公開されていないモノが多いため、
よくわからない、という人も多いですが、
短編や、ドキュメンタリーなど
ある程度、知識がある人もはずれる部分もあるので
遊び気分で投票してください。

そんなワケで、ワイワイ楽しめる一夜にしましょうね。

posted by みつあき at 03:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月03日

5年目の正直

月曜日、もうひと組目のカップルの話は
一人で来てくれたマッチョなモリオ君、35歳だ。
彼は8歳年下のパートナーと一緒に住んで5年。
ジムで彼を見かけたのは、もう10年近く前だった。
その頃から、いいなあ、そう思っていたら、
5年前のある日、ジムの帰りにアプリを立ち上げたら
突然、彼が浮かび上がったと言う。

二人の趣味はトレーニング。
付き合いだして2ヶ月で共に住み、
ほぼ毎日、ジムには同じ時間に行くのだそうだ。
どちらかと言うと、モリオ君のほうが長い時間をかけるため、
ジムの近くにあるマンションに彼氏のほうは一度帰って、
大好きなnetflix(また出た!!笑)でひと番組観てから
ジムに現れるとのこと。

食事の用意をしてくれることもあるようだが、
とにかく片付けや、整理整頓については、彼氏は厳しい。

これだけマッチョな二人なら、さぞ色々なところでモテるだろうし、
まだまだ若い二人だから誘惑も多いのでは?と尋ねると
お互いに今の性生活に十分満足しているので
まったく他の人との性交渉など考えたことはない、
そう言い切る。

ゲイって、男性同士だから、遊んでも仕方がない、
という多くの意見にはかなり抵抗があるし、
閉口してしまうのだそうだ。

そんなモリオ君は
あまりにも爽やかで、こんなふうなカップルも
ゲイの中にもまだまだいる。
単純にいいことだなあ、そう思った。

末長くお幸せに。
posted by みつあき at 20:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする