2023年03月20日

筋肉増強剤の恐怖

昨夜、6、7年ぶりに、30年ほど前に
付き合っていた元彼のタイチが
店に来てくれた。

彼は僕と別れて数年後、アメリカに渡り、
それから25年以上、アメリカ人のパートナーと
暮らしている。

彼は昔、一流企業に勤めていた
サラリーマンだったが、ここ10年ほどで
医療関係の免許を取り、
二人でハワイに移り住んだ。

僕が付き合っていた頃から、
彼はボディビルジムに通い、
よく一緒にトレーニングをしたものだった。

彼の話との話の中で、筋肉を大きくするため、
ステロイドを使っているアメリカ人は
もともと多く、事故も目立つのだと言う。

彼も一度だけ人に勧められ、若い頃、
使用したことがあったようで、
体重は増えたけれど、
副作用などの恐れも感じ、
使うのをやめたらしい。

近年、日本でも身体を
鍛えている人が昔よりグーンと増え、
それに伴い、ゲイの中でもこの筋肉増強剤に
頼る人が増えたようだ。

ただ、僕もよく耳にするのは、
心筋梗塞や糖尿、果ては死亡する人もいるようだ。

つい一週間ほど前にも、ステロイド使用していた
人気筋肉Youtuberが亡くなったことは
ネットニュースでも話題となった。

トレーニングをガンガンとやっていると
少しでも大きくしたい、という願望は
誰にでもある。

そして注射一本で、大きく変わる、と聞くと
その願望は強い欲望へと変化していく。

ネットや他の人の意見から、こうすれば
大丈夫である、と抜け道聞くこともあるけれど、
かなり危険と隣り合わせであることを
きちんとわかるべきだなあ、そう思う。

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2023年03月19日

双子のゲイは多いのか

昨年から来てくれている29歳のクドウ君が
昨夜もふらりと遊びに来てくれた。

彼が最初に来てくれたのは、
知り合いに「面白いイベントあるから
行かない?」そう誘われて、うちの店の
15周年の六尺スペシャルデーの日だった。

その日は驚くほど楽しんで、
その後、何度も来てくれている。
また、今度の火曜日、そして
そのあとの2週の日曜日の
エロチック系イベントを伝えたら、
なんとかして来たいと意気込んでいた。

それはともかく、昨日、久しぶりに
来てくれていたお客さんが
突然、彼に「クドウさんですよね?」と
声をかけた。

「え?何故?」とクドウ君が応えると
「お兄さんと同じゲイのクラブ活動を
していました。」とのことだった。

そう。クドウ君は一卵性双生児で、
それぞれゲイ活動をしているのだと言う。

クドウ君のお兄さんは、かなりオープンで
彼がご両親や兄妹にカミングアウトをして、
結果的にはクドウ君自身もアウトしたようだ。

いつ頃から、二人がゲイだとわかったの?と
尋ねると、幼い頃から、
特に話をしたワケではなく
二人とも、男が好きなのは
普通だと思っていた、と言うから凄い。

今まで何組かの双子の人は会ったけれど、
店内で両人に会ったことはない。
ひと組のうちのお客さんの兄弟は
ストレートらしいけれど、
その彼がゲイということは
完璧に受け入れてくれていうらしい。

おすぎさん、ピーコさんも含め、
意外と多いゲイの双子。

ちょっと調べてみると、
1993年にサイエンスという雑誌で
「同性愛者は異性愛者に比べて、
同性愛者の親戚が多い」
また「兄弟ともにゲイである場合、
両者のX染色体に類似の関係が見られた」
と発表されたそう。

世の中、想像を超えることがまだまだありそうだ。
posted by みつあき at 15:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月18日

夢を追いかけるということ

50歳を目前にしたリュウタロウさんは、
親御さんの好みや教育もあり、
小学生くらいの頃から、
ファッションにものすごく興味があった。

彼は10歳前後の頃、いつか
外国の大きなファッションショーに
どんな形で良いから出たい、
そう願っていたようだ。

大学を出てから、ずっとその手の仕事を
探り、探りやっていて、
30を超え、40代になった頃、
驚くほど色々なことが実現したらしい。

そして、彼はある業界では
非常に高く評価され、
今となっては、まさかこういうところに
自分が立つようになるとは思わなかったと言う。


僕は10歳前後の頃は
漫画家になりたかった。

ただ、中学、高校と進むに連れ、
漫画から気持ちは映画に移り、
その後、二十歳を過ぎてから
ゲイの世界を知る前に、
映像業界へと進むことが出来た。

ここに何度か書いたけれど、
色々な流れの中で、
当時、世間では眉をひそめられるような
AV業界にも身を置いた。

しかし、その繋がりから、映画の紹介などを
雑誌に書くようになり、2001年には
まったく想像もしなかった
カンヌ映画祭に行くことも出来た。

その後まさかのゲイバーの店主になることは
夢どころか予想もしなかったことだけど。

人それぞれには色々な夢があり、
実現する人も、まったく違う人生を
歩む人もいる。

リュウタロウ君の話を聞いて、
それこそ、今流行りのマルチバースで
あの時、他の選択をしていたら、
今の人生はどうなっていたんだろう、
なんてふと考えたりした。

posted by みつあき at 17:17| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月17日

酒で忘れてしまうこと

昨夜来てくれたシュウゾウ君、36歳は
つい数週間前の週末の深夜、来てくれいていた。
その際、お客さんが彼一人だったからなのか、
彼の昨今の恋愛話について、話してくれた。

そのことについて、そう言えば、
この前の話って、その後、どうなったの?と
僕が尋ねると、え?とシュウゾウ君。
僕に話してくれたことなど、
まったく覚えていなかったのだそうだ。

そしてそのあと、朝まで他店数軒に
行ったらしいことも、
まったくどこに行ったか覚えていないと言う。

こういうお客さんは結構いる。
飲みに行くと、3回に2回は
まったく記憶が飛ぶという人もいる。
翌日になって、メールやLINEで
「昨日、ちゃんと会計をしましたか?」
と送ってくれる人も何人もいる。
もちろん、いただかないで
帰ってもらう、ということはないので
きちんといただいていると伝えるのだけれど。


僕は幸か不幸か、この年齢まで、お酒で記憶を
失ったことは一度もない。
眠たくなったりすることは
よくあるけれど、何を話したか、
どこに行ったか、どう帰ったか
忘れてしまってる、ということはない。

その空白を思い巡らしたり、
という遊び心もなければ、
酔っ払って発してしまった言葉に
ちょっと後悔してしまったりもする。

そんな記憶がなければないで、
不安もあるのだろうけれど。

貴方は記憶がきちんとある人だろうか。

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2023年03月16日

同性愛者への差別って

先日の首相秘書官問題で、
生々しい差別発言が
吐露されて少し経過した。

そこから巻き起こる問題に
様々な意見を持つ当事者の我々。

前にも書いたと思うけれど、
同性婚は当然の権利という人もいれば、
異性と同じにしなくて大丈夫、
そっとしておいて欲しい、という
人も当然のようにいる。

そんな中で、どういう人たちが
どれほど具体的な差別を
受けた人がいるんだろうか。


昨日来てくれたヨウジ君は、
去年、真横に寝ている最愛の恋人を
心不全で亡くした。

それから慌ただしい時間の中で、
呼んだ警察は遺体を確認しに、
そして、カミングアウトしていた家族も来た。

泣いているヨウジ君に
「ご関係は」と聞かれ
「パートナーです」と応えると
「わかりました」と言われたらしい。

結果的に遺体を検視するため、
そのまま警察に家族と共に行った。

これから検視で遺体と離されるという前に
「二人きりでお時間を過ごされますか」と
警察官に尋ねられたと言う。

その時は激しい感情に揺り動かされていて
何とも思わなかったらしいけれど、
改めて思うと、こういう時は
きちんと対応してくれるのだ、と
感謝したと言う。

僕も以前、パートナーが深夜に倒れて、
病院に救急車で運ばれた際、
病院側にも、パートナーであることを伝えた。
医師が、病状を僕に伝えるので、きちんと
ご家族に伝えてもらえるますか?
という問いかけに「もちろんです」と応えた。

そして、その後入院中も看護の方など全員が
パートナーとして受け入れてくれ、
想像以上の好意的な対応に驚いた。

ただ、お客さんや、世の中の人たちに聞くと
ありとあらゆるケースがあるとも言う。

パートナーがいても、周りの家族に
まったく伝えていないカップルも多いと思うし、
ヨウジ君や僕などは、逆に珍しい
パターンなのかも知れない。

ただ、いずれにしても諸外国のような
熾烈な差別を受けることが
日本ではそれほどなかったりする。

色々説明せずともわかる人はわかる、
そういう気持ちも手伝って、
きちんと伝えなくとも、というのが
日本人ゲイ独特な考え方なのかも知れない。

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2023年03月15日

第45回アカデミー賞授賞式 その2

前回のブログでは、今年のアカデミー賞の
俳優たちについて書いたけれど、
今回はそれ以外で印象的だった部分を。

何より、今回は出ないと言っていた
レディ・ガガが、「トップ・ガン:マーヴェリック」の
主題歌をほぼノーメイク、黒Tシャツ、
敗れたパンツで、アコースティックで
歌ったのには驚いた。
やっぱりうまい!
そして、ある意味、この人らしいなあ
そう思った。

その主題歌賞をとった「RRR」は、
主演の二人が会場に来ていたのに、
歌わないのはともかく、
せめて映画そのままのダンスを
観たかったのに、これは残念。

ただ、これを受賞したインド人作曲家は
受賞スピーチで、大好きだという
カーペンターズの
「トップ・オブ・ザ・ワールド」を
今回、自分がトップになったことの
替え歌として歌ったのが素敵だった。

作曲賞にノミネートされていた
ジョン・ウィリアムズは、91歳。
功労賞くらいな感じで獲らないかと
思ったら、そうは甘くはなかった。
まあ、何度も獲っているからなあ。

年齢と言えば、作品賞の「エブリシング〜」で
ミシェル・ヨーの父親役ジェームズ・ホンは
ノミネートなどされなかったけれど、
94歳だと言うから凄い。
日本の仲代達矢氏もまだまだ
頑張ってほしい。

高齢で生きている人もいれば、
若くして亡くなる人もいる。
亡くなった人を追悼するコーナー
メモリアルの司会はジョン・トラヴォルタで
彼が涙ぐんで紹介した最初の故人は
「グリース」で共演した
オリヴィア・ニュートン・ジョンだった。

そして、後半、最も胸を打ったのが
ドキュメンタリー賞の最優秀賞を
獲った「ナワリヌイ」の受賞シーン。

この映画は、ウクライナ戦争も含めて
プーチンを強く批判した男、ナワリヌイを
追った映画だった。
映画のラストでロシア政府に投獄された
本人の奥さんが息子、娘と共に
監督に連れられて、授賞式に登場。

「彼のメッセージを忘れることなく、
私たちの国が自由になることを願っている」
と志し高い強いメッセージで訴えた。

日本でこういう華々しいエンタメイベントで、
決して政治関連の言葉を聞くことはない。

過去の授賞式でも数々のスピーチが
話題となった。
日本人が自由にこういうメッセージを
発する時代は来るのだろうか。

そんな色々なことを考えた
今年は素晴らしいセレモニーだった。

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2023年03月13日

第95回アカデミー賞授賞式 その1

今年もアカデミー賞が放映された。
コロナ禍で2ヶ月遅れた93回に続き、
まだオン・ザ・マスクの客席、
そしてウィル・スミスの平手打ち事件で
後味が悪かった去年の94回。

この2年に比べて、今年は十二分に満足出来る
ある意味、色々な意味で感動的な授賞式だった。


最も注目だった「エブリシング、エブリウェア・
オール・アット・ワンス」という覚えにくく、
伝えにくいタイトルで、ほとんどが中国人キャスト
という作品が、10部門11ノミネートで
作品、監督ほか主要部門も含めて7部門も受賞した。

正直言って、僕はこの映画、初見では
面白さがよくわからず、ただ、ただ
ガチャガチャとしたマルチバース感に疲れ切った。

しかし、僕の好みかどうかは置いておいて、
2度目の鑑賞でなるほど、多くの人が魅了される
という理由が理解は出来た。

とにかく、この映画で受賞した主演、助演の3人、
そしてノミネートされたステファニー・シュー
(彼女は歌曲賞でも歌を披露していた)は
作品内で、凄まじいまでの演技力を披露している。

特に、助演男優賞を取ったキー・ホイ・クァンは
「インディ・ジョーンズ」や「グーニーズ」の
子役以降、なかなか泣かず飛ばずで
「難民だった自分がここまでなったのだから
君たちも決して夢をあきらめないで」と
声をつまらせながらのスピーチは素晴らしかった。

加えて、この映画の作品賞を手渡した
ハリソン・フォードと彼のハグは
「インディ・ジョーンズ〜」の時の
抱擁と重なり、泣かされた。

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その光景を見た客席にいたスピルバーグは、
彼の自伝映画『フェイブルマンズ』が
ほとんど受賞しなかったのにも関わらず
本当に嬉しそうだったのも印象的だ。


また、同じ映画で助演女優賞を受賞した
ジェイミー・リー・カーティスは、
過去作はホラーも含めたエンタメ映画ばかり。

今回、多くの中国人キャストの中で国税局の
鬼職員を嬉々として演じていて、
まさかの受賞で
これまた体いっぱいに喜びを
現していたのが微笑ましかった。

両親が共にオスカー俳優の彼女は
「遂に取れた!」と天を仰ぎ、
打ち震えるシーン、ここももらい泣きだった。

加えて同作品から、主演女優賞で
勝ち得たミシェル・ヨーも、
多くのアメリカ映画に出ていたチャイニーズだけれど、
オスカーとは無縁だった人。
以上の3人は失礼ながらも、ここで
オスカーを取らなければ、
もう取れないだろうと思われる人たちだ。

その俳優部門で、僕がとても嬉しかったのは、
「ザ・ホエール」で過食症の教師を
演じたと言うブレンダン・フレイザーの
最優秀主演男優賞。

彼は「ハマナプトラ」などで人気を博したあと、
僕が個人的には大好きなゲイ・ムービー
「ゴッド・アンド・モンスター」で
素晴らしい役を演じたりしていた。

しかし、男性からのセクハラで映画界から
遠ざかっていたようだったことは
今回、僕も初めて知った。

そういう辛さを乗り越えての受賞は
その表情からたっぷりと伺えた。
受賞は逃したものの、彼と同作で
共演したホイ・チャンが客席で
泣きながら大きく微笑んでいたのが印象的だった。

いずれにしても、今回の俳優賞、
それぞれの長い道のりとストーリーが
まるで映画のようで、そこが
エモーショルだった、そう言える。

さて、オスカーのことを書き出すときりがないけれど、
続きは、あと、もう少し続きます。
また次のブログで。

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2023年03月12日

1日の食事

昨夜、久しぶりに来てくれたケイちゃん、
とにかく身体のことを気にしている40歳。

それは、人からどう見られるか、
ということではなく、
いかにバランス良い食事を摂りながら、
自分のベストの体調を続けることができるか
ということらしい。

一人暮らしのケイちゃんは、
完璧に自炊派。
週末のほぼ一週間分の食材を買い、
ある程度まとめてあらゆる料理を作り、
ジップロックやタッパウェアに入れ、
冷蔵庫に入れておく。

朝食は、ほぼ和食で、魚中心で、
昼間の弁当は色々らしい。
夜は炭水化物を抜いた肉食がほとんどらしい。

この生活は、前の男と別れたあと
7,8年続いていると言う。
前のパートナーは、ほとんど外食で、
とても偏っていたらしい。

彼のせいにするワケではないけれど、
別れてから、色々と考えるようになり、
それまで今ひとつだった体調も
すこぶる良くなったのだと言う。

食事のことだけを考えると、
これから人と付き合うのは、
少しためらう部分もあるそうだ。

ここまで徹底的に快食ということに
こだわっている人も珍しく、
なるほど、僕もさらに徹底しなければ、
そんなふうに思った。


posted by みつあき at 18:21| Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月11日

外国から続々と

昨夜は、ニューヨーク、
スウェーデン、台湾、韓国、
と間を空けて、外国人の人が
次々と来てくれた。
それぞれが一人で誰もが
Google検索で知った、と聞き、
有り難かった。

金曜日でそれなりに忙しかったので、
さほどゆっくりお相手も出来ず
(もちろん僕の英語の乏しさもあり)
申し訳なかったけれど、それなりに
楽しんでもらえたようだった。

ニューヨークのお客さんは
ロックスターの彼氏(と彼は言っていた)と
共に暮らして40年。
先日、ブロードウェイで
ニール・ダイアモンドのショウを観に行き、
実際のダイアモンドを目にして感激した、と
動画を見させていただいた。
ダイアモンドは、パーキンソンになって
大変だということを初めて知った。

スウェーデンからのお客さんは、
まだ30歳前後だけど、なんと
日本語がまるで住んでいたくらいにうまい。
子供の頃から、日本のゲームが
とても好きだったと言う。

ストックホルムには僕も兄がいたので
一度だけ行ったことがある、と伝えると
彼が生まれる前だったことがわかり、
(そりゃそうか)愕然とした。

台湾からのお客さんは、26歳。
コロナ禍で、アプリで知り合った日本人の人と
リアルに会う、という約束をして来日。
明日(今日という意味)が、その日だと
ワクワク感が止まらないと言っていて、
若いって良いなあと思った。

韓国人の30歳のガッチリ君も、
大学生の時に日本語を少し
覚えた、ということで
一生懸命話そうとするところが
好感が持てた。

昨日はWBCが日韓戦だったが、
韓国でも大谷人気は凄いと話していた。

まったく環境や教育が違う人々が
こうして集える場所を持てたことは
改めて良かった、そう思う。
posted by みつあき at 17:02| Comment(0) | 海外からの訪問 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月10日

もしも、大谷翔平がゲイならば

昨夜からWBCが始まり、
店でもテレビ放映を
お客さんたちみんなで観ていた。
試合だけでなく、ワイドショーや
ニュースなどでも、その中心は
今さら驚くほど大谷翔平である。

これは周りを囲む選手たちも、
嫉妬や不満など、ほぼないだろうし、
彼を前にすると、こればかりは
仕方がないと思うだろう。
選手に限らず、今やトップスターの
大谷翔平を悪く言う人を聞くこともない。

もちろん、うちのお客さんたちの
ほとんどはゲイだから、ルックスに
寄るところは大きい。
年齢を経るに連れて、
どんどん良い男になるね、と
口々に褒める。

もちろん、筋肉のデカさ、
そして何よりも、このブログにも
何度か書いたその性格、姿勢のまっすぐさは
ありとあらゆる部分で光る。

28という年齢になった彼だが、
その年齢の野球選手は
結婚している人も多い。

とにかく、彼は女性に限らず、
野球以外のことにほぼ関心がない、
という話はよく耳にする。

それじゃ、性欲はないのだろうか。
いや、もちろんあるだろう。
ひょっとして、ひょっとして、
男に関心があったりして、
というのが店などでの希望的観測が広がる。

まあ、往々にして、そういうことは
ほぼないだろうと想像する。

なんと言っても、LGBT全体が
国民の10%くらいと言われていて、
その中でゲイはその半数くらい。
そう考えるだけで、確率は低くなる。

店にいたお客さんたちは
彼のような人が万が一ゲイだとして、
カミングアウトしただけで、
世の中のゲイに対するフォビア
という感覚は薄くなるのでは、と言う。

ただ、客観的にそうだろうか、とも思う。
もちろん、そういう人も増えるだろうが、
そういう発言に寄って、
その人への見かたが変化する人も
少なからずいるだろう。

そんなことをぼんやり考えただけで、
まだまだ一般的な差別感は深く、
重いんだなあと感じずにいられない。

まあ、ぞれはともかく、
今日も、彼の輝かしい姿を楽しみにしよう。

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