2018年08月19日

平和について考える

お盆の営業も、ほぼ今日で終わり。
この時期、いつも考えるのは
平和について、だ。

今年も、8月6日の広島、
7日の長崎の原爆投下の日、
平和式典が行われ、
終戦記念日には戦没者の追悼式も行われた。

世界で唯一の被爆国であり、戦後70年
決して戦いに挑むこともなかった日本。
それはとても誇らしいと思える愛すべき国だ。

でも、本当に残念ながら、そんな日本が
核兵器禁止条約廃止に調印しない。
核廃止の最前線に立てるはずの国なのにだ。

アメリカの核によって、20万もの人が亡くなり、
そして、今はアメリカの核によって
守られているという事実。

いつ、何時、有事が起こった時に、
武器を持たずに、どうするのだと言う人も
少なからずいる。

僕の中には「目には目を、
歯には歯を」という論理はない。
報復を繰り返していくことで、
そこには何も生まれない、そう思うからだ。

うちの両親は、僕や兄妹たちに
常に言い続けてくれたことがあった。
決して人と人を区別することなく、
心から平和を愛することこそ、大切なのだと。
この気持ちは、僕の中に脈々と流れ続けている。

夏が少しずつ過ぎていこうとしている中で、
いつまでも平和をとことん追求していく
そんな国、そして自分であれることを
心から祈りたいなあ、そう思う。


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2018年08月18日

口元と目元

一昨日来てくれていたゴウ君と
日本のマスクについて色々と話をしていた。

日本では、昔からマスクをする習慣はあったものの、
ここ15年ほどでマスク率は物凄く増えた。

単純に風邪予防や、花粉症対策だけじゃなく、
最近はメイクをしていない女性や、
逆にそのほうが可愛く見える、
かっこ良く見えるとかという声もある。

西洋人からしてみると、不気味で
犯罪者みたい、と思われることもあるようだが、
当の我々日本人からすると、は?という感じだ。

そもそも、医療現場で働くゴウ君は
このマスク文化に対してのアレルギーは
まったくないし、むしろしている人を見ると
気を使っているんだなあ、そう思うらしい。

僕個人としては、顔を隠す、というのが
結構苦手で、基本的に人前ではマスクはしない。
(冬場は、寝る時のみ、風邪予防でするんだけど)
顔を隠すのが苦手なら、
サングラスはどうかと聞かれると
あれは眩しさ対策とオシャレだと思いながらも、
そういう意味では、
マスクと同じだとかもしれない。

今やマスクはオシャレだったりする人もいるのだ。

そんな話から、絵文字の話になり、
日本人の絵文字は目で表現を表すけれど、
外国人は口元で表現する、と言う。

なるほど、日本人のマスク率の高さ、
外国人のサングラスの多用の違いっていうのも
ここにあるのか?
特に僕が西洋人良しとは
まったく思ってはいないんだけど。

確かに、西洋人は口角をあげる、ということや
歯を見せて笑う、ということを強く言い、
それで歯の矯正やホワイトニングを
しっかりする人も多いのかも。

いずれにしても、とても興味深い話だ。

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2018年08月16日

映画業界のシンデレラストーリー「カメラを止めるな」

6月に僕が旅行から帰国して
すぐに観たかった映画が「万引き家族」だった。
公開されるやいなや、カンヌ映画祭でのパルムドール受賞と
相まって、大ヒットをしていると聞き、正直驚いた。

アカデミー賞はともかく、
カンヌで賞を受賞する作品というのは
なかなか地味で、ヒットするのは
かなり難しいと言われる。

映画は、やはりカンヌで話題になった
「誰も知らない」に次ぐ素晴らしい作品で
是枝監督の驚くべき洞察力にハッとさせられた。


その「万引き家族」上映直後、都内の小さな映画館で
ひっそりと上映されながらも、
かなり話題になっている映画がある、と
仲が良い映画を語れる友人から聞いたのが
「カメラを止めるな」だった。

どんな映画かと聞くと、
何も聞かずに行ったほうがいい、と。
直後に劇場に行ったら、なんと
平日の昼間なのに、夜まで前日完売。
それも2度も。
2度目などは、かなり早めに行ったにも
関わらず、座る席がなかった。

そして7月に入るか入らないかの頃から
映画はあらゆる人、あらゆる媒体で取り上げられ、
うちの店でも多くの人が
口にするようになった。
そしてついにはシネコンの大劇場で
拡大公開されることになった。

これは映画業界では、かなりの大事件。
かつてアメリカで「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」
という映画が同様の大ヒットをかました。
日本では最近「この世界の片隅で」が
それに近いモノかも知れないけれど、
今回の「カメラを止めるな」はその比じゃない。

これは映画業界では「シンデレラストーリー」とも
いうべく快挙なのだそうだ。そりゃそうだ。

僕がやっと行けた回は、そのシネコンで
最も大きいだろうスクリーンで、
終わったら、どこからともなく
拍手が巻き起こった。


最初30分のカットなしのワンカット撮影は
凄いと思いながらも、雑にも見えて
疲れてしまった。
ところが、このあとが凄い。
このワンカット、雑さに
どのような意味があるのか。
映画は、まさに映画のマジックを
見せつけてくれる。

とにかくその発想、企画力が
ものすごく魅力的だった。
そして、脚本、もちろん撮影も驚きだ。

300万円にも満たないと言われる
ENBUゼミナールという映画演劇学校の
シネマプロジェクトによる制作。
監督は、短編映画などを作り続けたという
34歳の上田慎一郎という監督だ。

ホームレスも経験した、というこの監督が
この後、ビッグバジェットで
どれほどの映画を作っていくのか、
期待して待っていたい。

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2018年08月13日

新しい付き合い方の形

夏休み、そしてお盆ということで
多くの地方からの方や、海外からの方が
いらっしゃっているけれど、
昨日は8年前に地方の山の中に
恋人同士で移住したケイジが来てくれた。

僕はケイジの彼は会ったことはないけれど、
ケイジは年に数回、実家に帰る途中で
ふらりと店に寄ってくれる。

二人で共に仕事をしよう、と移住して
その話を聞くたびに、それは素敵だなあ
そう思っていた。

僕個人としては、パートナーと
同じ仕事をする、ということは基本的には
考えられない。
それを実行している二人は凄いなあ、と。

しかしながら、ここ数年、
うちの店に来るたびに
ケイジはついついイライラしてしまって、
関係がうまく行っていない、
そんな事を呟いていた。

仕事で問題があるということではなく、
広いけれど、仕切りがない部屋
(つまり、個々の部屋がない)ということが
とてもストレスなのだと言う。

ケイジは「その多くはわがままな自分のせい」
なのだ、と言っていた。

そして去年の暮れに話し合い、
とりあえず、もう
別れようかという話になった。

一応、仕事のことはあるので、
歩いて15分ほどのところに相手は住まいを借りた。

別居した途端に、色々なイライラから解放され、
驚くほど仕事もうまく行き、
精神的にも落ち着いた。

これであれば、改めてきちんと付き合っていける。
双方がそう思ったのだそうだ。

それは良かった。
人と向き合い、付き合っていく、という中で
それぞれの形がある。
男女の場合は、同居、結婚が当たり前、と
まだまだそう思っている人も多いけれど、
自分たちがこれは、と思う形で
築き上げていけること、それこそ大切だ、
そう思う。

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2018年08月12日

「引き寄せる」ということ

昨日、ゲイバー初めて、
という山口県に住む友人を連れて
今まで何度か来てくれているヒサオ君、
そしてもう一人、都内に住む友人と
3人で店を訪ねて来てくれた。

3人は何故知り合ったのかと聞くと、
とある「会」で出会ったと言う。

それは、あるラジオ番組で
「本当の幸せとは」
という話をしている人がいて、
その人に惹かれて講演を
聞きにいったことからだったらしい。

山口に住む彼がこっそり自分がゲイである、と
女性に伝えたら、そこにいた彼女の知り合いが
ヒサオ君だった、という流れで
3人はつながったようだ。

ともあれ、そのラジオ番組でもそうだったが、
いかに人は幸せを掴むことができるか。

それは、ネガティブなことを考えない、
口に出さない、という癖をつけること、
仮りにネガティブな事が起こっても、
それはポジティブな事に繋がるのだと
信じることだということを説いていたのだそうだ。

ある種、自己啓発とか、宗教とかと
受け取られがちだけれど、
こういう考え方は、まさに僕が
日頃、実行しようとしていることだ。

グチらない、腹をたてない、
ため息つかない、悪口を言わない、
自分を省みることと、
感謝することを忘れない。

それを実現出来るか、どうかはともかく
常に心に留めておくことが大事。

僕がガンになり、ガン病棟で
末期ガンの人でもポジティブだと長生きし、
早期の人でもネガティブな人は
さらに転移をしていく、という事を聞かされてから
このような気持ちは強くなった。

ネガティブなモノはネガティブなモノを引き寄せ、
ポジティブなコトはポジティブなコトを引き寄せる。

3人と話していると、
まさにいつも自分に言い聞かせているような話が出来、
とても楽しく思えた。

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2018年08月11日

忘れじの仲間たち

僕の高校時代の話は、
このブログでも何度か書いたが、
つい先日、剣道部での仲良しだった4人の中の一人、
シゲと15年ぶりくらいに会った。
シゲの妹も一緒だった。

僕の通っていた高校は、ほぼ寮生活で
3人は何かと集っては、遊んでいた。
とは言っても、ネットはおろか、ゲームも
ビデオも、ヘッドフォンステレオもない時代。

そして、当時国交断絶状態だった台湾へ
修学旅行に行ったのは懐かしい思い出だ。
当時、3泊4日くらいだったんじゃないかと思う。

その中で、僕ら学生たちは
教師の目を盗んで、
それぞれの行動をとっていた。
4人もそれぞれだった。

校内にガールフレンドがいたツネは、
なんだかんだ言って彼女と一緒だったし、
やんちゃだったマサは、
こっそりと勧められた売春ツアーに行った。

(彼に限らず、それに参加した多くの学生は
その後、学校にバレて、罰則を受けた)
また、シゲと僕は当時姉妹校だった学校の学生たちと
ワイワイと騒ぎ、シゲはその中にいた美少女に
恋をしたようだった。

ちなみに、僕はと言えば、
やはり台湾のイケメン学生に
少し目を奪われながらも、
もう一人の女のコとデートまがいなことをした。


その後、それぞれが大学に進んだ。

ツネはその後、同級生の彼女と別れた。
その数年後、若くして彼女は病死した。

マサはシゲの妹と付き合いだしたけれど、
結果的にはうまくいかずに、別れてしまった。

シゲは大学を卒業して、台湾の美少女に
会いに行ったものの、堅物の彼は
何も出来ずに帰って来た、と言っていた。

20代後半で僕以外の3人は、
それぞれ思いを寄せた別の人と結婚をした。

北海道にいるシゲ、
和歌山にいるマサ、
栃木にいるツネ、
そして東京にいる僕だが、
この何十年かの間に、
それぞれと数回会ったが
少なくとも店を始めてから会っておらず、
たまにメールでやり取りをするマサには
カミングアウトしたものの、
他の二人は出来ずにいた。

さて、東京に来たシゲと妹だったが、
シゲの身には、
この5年くらいの間で驚くことがあった。

彼は10年近く前に前の奥さんと離婚をしたのだが、
なんとその後、結婚したのが、
あの台湾の美少女だったのだ。

離婚後、ネットでシゲのことを探し出し、
何十年も超えた恋は身を結んだらしい。
ひょんな事から彼女は僕のFacebookも見つけ、
シゲは彼女経由で僕がゲイであることも知ったと言う。

お酒を酌み交わし、楽しくなったシゲと僕は
マサに電話をし、シゲの妹とマサも別れて以来、
初めて電話で話したと言う。

それからツネにも連絡して、
今年の秋から来年春にかけて、
4人で必ず会おうと約束をした。
これが実現すると、4人で会うのは
高校時代以来となる。
それも僕らが青春時代を過ごした松江で。
それまでそれぞれが元気でいられればいいのだけれど。

また、ひとつ楽しみが増えた。

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2018年08月05日

いじめ問題について

ありとあらゆるところで、LGBTについての
記事や報道を目にするようになった。
つい5年、10年前に比べると、
信じられないことだ。

それと比例するように、
相変わらずLGBTへのいじめも
いまだに日本のみならず、世界でも
まだまだ多く報道されている。
自殺者もまだまだ多い。

それがいかに偏見に満ち溢れ、
人を傷つけることか、ということも
小学生から中学生だと
実感することが出来ず、
人と違う、普通じゃない、
ということがいじめの対象となる。

最近の中学生などでは
「僕はゲイだよ。で、何が悪い?」と
開き直る子もいるらしく、
そう出来る子は逆にちょっと人気者に
なったり、ということもなくはないらしいが、
当然ながら、かなり少数なようだ。

いじめられる要因を逆手にとって
開き直れるような開放的な心を持てる
子供というのは、当然、そうはいないだろう。

そんな話をしていたら、お客さんのキョウゴ40歳は
「僕も小学校の時に酷いイジメにあっていました」
と言う。

先生に何度か相談したら
「イジメられるお前に問題がある。」と一蹴され、
キョウゴが名前を上げたイジメの番長各の人間と
授業の中で組まされることにもなる。
どう考えても、敢えて組まされているとしか
考えられなかった。

二人を組ませることで、その教師はこの問題を
解決しようとしたのかもしれない。
ただ、どう考えても、それは良作とは思えない。

僕自身、小学校の頃、「オトコオンナ」だとか
「ナヨナヨしている」と揶揄されたことはあった。
辛くて嫌な思いをしたけれど、
それで自殺したい、という方向性には
いかなかったし、
イジメられているという概念がなかったのは
時代だったのかも知れない。

インターネットが当たり前の世の中で、
ますます姑息で酷いいじめ、といのが
さらにはびこってくる可能性は高い。

あまり深く考えずに、言葉を発する
子供たちの発言を、
どういうふうに制御したり、
間違いであることを気付かせるのか。
子供を持たない僕だけれど、
今さらながら、
ちょっと考えてしまう問題だ。

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2018年08月04日

ゲイアプリの穴について

よく来てもらう同世代のシイナさんが
昨日の深夜、ぶらりと来てくれた。

いつものようにビールを頼まれ、
開口一番に「数日前のブログ、読ませてもらったんだけど」
と話をされた。

会社の女子がゲイに成りすまし、
社内の誰がゲイか、というのを探っていて、
それで自分がゲイであることがわかった、という件。

「あの話は酷い。
あんな事がまかり通るなら、
ゲイの人権なんて、メチャクチャ。
カミングアウトしたくても出来なくて、
ゲイがどれだけ押さえて生きているか、
それを彼女たちはわかっていない。」
そう、シイナさんは言った。

確かにそうだ。
彼女たちは、ゲイがどれだけの思いで
ひっそりと生きているか、
バレてしまわないように、どれほど
気を使って生きているか、なんて
ほぼ想像していないと思う。

ただ、だからと言って、彼女たちの好奇心や
もしくは、憧れの上司がゲイだったら、
自分からアタックしても無理、という
厄介が省かれる、という気持ちに
蓋をしろ、と言っても難しいと思う。

ひょっとしたら、ゲイだって、
トランスジェンダーだって
ストレート男性を落とそうと思って、
女性のふりをして、お見合いアプリなどを
ダウンロードし、見ている人もいるかも知れない。

理由はどうであれ、ネット時代のこの世の中、
法に触れなければ、覗いてしまうことは
残念ながら「アリ」なのだ。

どうしても、そういう事を気にして、
万が一の事を考えた時に、
絶対に自分がゲイであることを
バレたくない、そう思うのであれば
顔はもちろん、自分だとわかるような事は
決して出さないことしかないのだろう。

ゲイのサイトをゲイしか
絶対見ないとは限らない、
それが証明されているワケだ。

増して、写真なんて、今やいくらでも
コピーして、世界中にバラ撒かれてしまうのだ。

本当に厄介な世の中になってしまったと思うか、
それとも、自分にとって、便利な部分だけを
賢く使っていくか。

これからさらに増えていくであろう面倒なことも含めて
考えさせられる話であることには間違いない。

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2018年08月03日

親友と娘の来店

僕がニューヨークに行くと、
必ず会う親友のミキオが
養子として育てている娘リリーを連れて
日本に帰国。日曜日に来てくれた。

うちの店に入る前に、
彼らをとりまく昔からの友人たち
8人が集い、みんなで食事をして、
そのあと、みんなで店に寄ってくれた。

食事会に参加できなかった4人は
店で待っており、いずれにしても
30年近く日本を離れているにも関わらず、
これだけみんなに愛されているミキオは
凄いなあと思った次第。

それでも来られなかった人たちも
まだまだいた。

1年半前の秋、ミキオが同性婚した
パートナーのジョンは
病気で倒れ、そのまま急死をしてしまった。
突然のミキオからの連絡で、あまりに驚いたのを
まだ昨日のことのように覚えている。
つい前日まで、元気で
リリーを入りたての学校まで
送って行ったりしていたようだった。
そのひと月後、ニューヨークで会ったミキオは
ただ、ただ泣くばかりだった。

その時に「何故、いつまでも泣いてるの」と
毅然としていたリリーは、今、9歳。
ミキオに聞くと、彼女が当時、「死」ということを
どう認識していたのかは、よくわからないと言う。

ただ、最近では「いつもダディの夢を見る。
だからずっと近くにいるから、安心」
リリーはそう言うのだそうだ。

ただ、社交的で明るいリリーは、
うちの店に来ても大人気で、
カウンターの中に入りたいと言い、
一瞬、お客さんたちのアイドルとなった。

僕と同世代のミキオがたった一人で
9歳の子を育てているのは
並大抵じゃない、そう思う。

娘のためなら命も投げ出す、
と言えるミキオを見て
自分の欲望だけに生きている自分が
少し劣等感にかられてしまう。

いずれにしても、
彼女が誰かと結婚するような日が来る時、
ニューヨークか、日本で
僕も参列出来ればなあ、そんなことを思った。

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2018年08月02日

怖い女性社員の話 続き

「んで、なんで、私がオオツキさんとデートしたい
って言ったか、わかります?」

女性社員は、オオツキ君に改めて聞いた。

「え?だから、俺のこと、
ゲイだって多くの人が知っている、
と伝えるため、でしょ?」
と言うと、彼女は否定した。

「実は私の高校の同級生がやっぱりゲイで
彼はそんなに活動していないらしいんです。
もちろん、そういうアプリとかもやっていなくて
2丁目とかに行きたいとか言っていたんですよ。
もし良ければ、誘ってもらえないかな、
と思って。」

多くの社員に広まっているということで
結構ショックだったから、
そんな話にとても乗れる気持ちに
なれないとも思ったけれど、
こうなったら、もうどうとでもなれ、と思い
彼女に「いいよ。まずは3人で。」と返事をした。

そして、その流れで先週、3人で食事を
したのだそうだ。

驚くことに、その彼が凄いさわやかイケメンで
オオツキ君が想像していた感じとは
まったく違っていた。

食事が終わって、彼女にすぐLINEをし、
とっても気にいった、と伝えると
彼女の同級生もオオツキ君のことを
すごくタイプなのだ、ということ。

と言う訳で、初めてのカミングアウト
(それも半強制的に)の顛末は
こういう出会いに繋がったようだ。

まだ会ったばかりでよくわからないけれど、
最初のデートの帰りに
うちの店に連れてきてくれるとのこと。
楽しみだ。

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