2025年03月22日

筋トレ依存症

ユウト君は32歳で、自分のことを
「筋トレ依存症」だと言っている。

6年くらい前、モテるためにジムに
通い始めたらしいが、世の中の
マッチョブームも手伝って、
最初は週に3〜4回だったのが、
今では仕事が忙しくても無理して
毎日行くようになったそうだ。

トレーナーやYouTubeでは
「筋肉を休めることが大切」と
言われているが、それでも止められないらしい。


昨日、僕も久しぶりに仕事前にジムに行った。
旅行に出かけたり、帰国後にやることが
多かったせいで、この1か月は
全然行くことが出来なかった。

実はここ数年、1か月もジムを
休むことなんてほとんどなかった。
さすがにユウトほどではなく、週に4回くらいだけど。

去年の旅行中はミラノやリスボンで
ジムに行ったし、それ以外の旅行でも
ジムがなければ宿泊先で腕立て伏せや
腹筋を日々、していたものだ。

ただ、今回は連れ合いと一緒だったせいか、
朝から夜寝るまでまったくそういう時間が取れなかった。
というよりも、さすがに
そのような時間を取る気にはならなかった。

そういう意味では、久々のトレーニングと
その後のシャワーや風呂は実に気持ちよかった。
若いユウト君ほどではないけれど、
この歳になって俺もどこか筋トレに
依存しているのかもしれない(笑)。

奔放で旅好きな椎名誠氏は
80近くになってもトレーニングを
続けている、それを聞いて
僕も出来る限り、続けたい、そう思った。

ユウト君も地道にそれなりに休みをとりながら
長く続けてほしい、そう思う。

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2025年03月21日

ゲイクルーズの旅

祝日営業の昨夜、随分前に付き合っていた
ショウゾウがアメリカから帰国し、
店に立ち寄ってくれた。

例年のことながら、地方都市に住む
母親の様子を見に帰国したようだ。

何度か書いたけれど、ショウゾウはアメリカで
暮らしており、30年付き合ったアメリカ人男性と
結婚している。

相手はすでに仕事をリタイアしていて、
ショウゾウ自身も年の半分は仕事、
残りの半分は自分の好きなことをして
過ごしているようだ。

二人は過去にも何度か参加したらしいけれど、
この秋も香港発のアジアを巡るゲイクルーズに
二人で出かける予定だそうだ。

ゲイクルーズというものについて、
僕はNetflixのドキュメンタリー
「ドリームボート」くらいでしか見たことがない。

それは約3000人ものゲイが乗船する豪華客船で、
食事やプール、ダンスフロア、クラブ、映画館、
ショーステージなど通常の客船にある設備に加え、
クルージングスポット(いわゆるハッテン場)や
ゲイサウナまで備わっているというものだった。

ただし、あの映画に登場するような若い世代も
含めた幅広い参加者が集まるクルーズと比べて、
ショウゾウたちが乗る少し値段の高いクルーズは
比較的落ち着いた雰囲気の人たちが多いらしい。

いずれにしても、自分には少し想像しづらい世界だけど、
もしそこまでシャイニーな感じでなければ、
人生で一度くらい体験してみても良いかなと思った。


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2025年03月20日

50になる前に

タモツちゃんが今日、
3月29日で49歳になったそうだ。
彼が初めてうちの店に来てくれたのは、
1年半ほど前だっただろうか。
常連のサブロウちゃんに
連れられて訪れたのがきっかけだった。

それ以来、毎週のように仕事帰りに
立ち寄ってくれていた。
一度、土砂降りで彼が来る日に
駅で足止めをさせられて、
「少し遅れるかも」とLINEした僕に
傘を買って来てくれたということもあった。

ただ、タモツちゃんは昨年の秋頃、
ご家族の都合で少し離れた実家に
引っ越すことになった。
終電が早いことや帰宅まで
時間がかかることもあり、
それ以降は以前ほど頻繁には
店に来られなくなってしまった。

一人暮らしならではの自由を失ったストレスを、
当初は動物を飼うことで
乗り越えようと考えたこともあった。
しかし、家族への負担を考え、
その案は断念したようだ。

そんな彼が50歳を前に決意したのは、
過去に取り組んでいた
ボクシングへの復帰だったと言う。
減量も含めて体重を落とすボクシングは、
40代を超えた体には相当な負担となるだろう。

それでも、50歳という節目を前に、
自分自身を試してみたいという思いが
あったのかもしれない。
年齢を理由に「できなくなる」と
言われることも多いが、それでも
目標を定めて挑戦することは、
何歳になっても大切だと思う。

むしろ年齢を重ねるからこそ、
その価値が増すこともあるだろう。
僕よりずっと若いタモツちゃんだが、
その挑戦する姿勢は僕自身にも
強い刺激を与えてくれる。
彼にはぜひ、自分の目標に向かって
頑張ってほしいと思う。

タモツちゃん、おめでとう。

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2025年03月19日

お勧め映画「ウィキッド」

昨年、ちょうどトランプが大統領選に
圧勝したというニュースが飛び込んできた頃、
本国でヒットしていたミュージカル映画
「ウィキッド ふたりの魔女」の
試写を観る機会を得た。

原案となった「オズの魔法使」も
オリジナルの舞台版も何度も観ているだけに、
この映画をどれほど待ち望んでいたか。

その期待を裏切らない2時間40分という長さ、
そして完成度の高さ。想像を超える
カタルシスに身震いさせられた。

それから2ヶ月あまり。
試写はDolbyAtmosで観たが、
今回はIMAXレーザーでの鑑賞。

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どれほどの種類のポスターがあるんだろう笑


映画は「オズの魔法使」の物語から始まる。
悪い魔女が死に、それを喜ぶ市民たち。
そして、そこに降り立つ良い魔女グリンダ。
この冒頭シーンから物語は展開していく。

アリアナ・グランデ扮する
善い魔女とされるグリンダと、
シンシア・エリヴォ扮する
悪い魔女、エルファバ。
それぞれの異なる生き方を
選びながらも友情を育む姿が描かれる。

緑色の肌を持って生まれ、
人々から差別され、孤独な人生を
送ってきたエルファバ。
何不自由なく育ち、自分の容姿や
人気のことしか考えていなかった
ブロンドのグリンダ。

見た目も性格も対象な二人が、
それぞれ何をきっかけに
変化何を持って大きく
変化していくかが描かれている。

彼らが住む世界には
言葉をっ話す動物たちが共存じている。
しかし、ある時から彼らは市民権を失い、
社会から追放されていく。

その矛盾に立ち向かうのが、
「悪い魔女」とされるエルファバだ。

この舞台が初演されたのは湾岸戦争中。
当時はアメリカとイラク、
それぞれの「正義」を問う
メッセージと言われていた。

しかし、2025年現在、
「黒人が仕切る国は便所」
「有色人種の女性議員は辞めろ」
「アメリカには男と女しかいない」
などと差別発言を繰り返すトランプ政権。
その混乱ぶりにふかく憂う作品として
僕は受け止めた。

普段なら政治発言を強くする人が出る
グラミー賞やアカデミー賞でも、
今回は名指しでトランプを批判する声は
聞かれなかった。

それほどに、民主主義を守り続けてきた
アメリカが、この権力者に押し潰されそうに
なっているようだ。
そんな中で、この映画と出会えたことは
大きな意味を持つと思う。

もちろん、細かく計算され、美術や
衣装も素晴らしい。
CGに頼らず、9万本ものチューリップを植えたり、
回転する大学の図書室や
エメラルドシティへ向かう列車など
手作り感溢れるセットにも感動する。

舞台で堪能したミュージカル
ナンバーもそのまま収録されていて、
とりわけラスト15分超えの”Defying Gravity”
は圧巻で、鳥肌がたった。

まさかの今回がパート1だけ、
ということにも
すっかり納得してしまう出来だった。

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2025年03月17日

自己肯定感について

旅行から戻ってきて、「お、意外と
東京も暖かくなったな」と思っていたら、
突然の寒さに加えて、一日雨が降った日曜日。

店に行く前の昼間、
部屋の窓から雨を見ながら
聴き逃していたラジオを聴いていると
「谷口まさとし氏」という耳慣れない
人が出演していた。

彼は若干36歳にして、世界中から講演の
依頼を受ける環境活動家だと言う。

世界80カ国を回りながら、あらゆる
環境問題について発信しているそうだ。

「自分に嫌われない生き方」を目指す
彼言動には、亡くなった父親の影響が多いらしい。

彼の父親は、どこの場所であれ
「おかしいことをおかしい」と言う人だったという。

「教育の場で見かけで判断するべきではない、
そういうことを教える場所であるのに、
見た目で判断する校則があるのは、
矛盾がしている」と学校に乗り込み、
校則を変えたこともあったそうだ。

常に優劣を付けるということに対しても、
勉強や運動などで、順位や点数をつけることが
競争社会に生き残ることだと思われているが、
そう思われているけれど、
本当にそれが正しいことなのかと。

「人と比べないことこそが幸せであり、
自分自身が満点を付けられる生き方こそ
自分らしい生き方なのだ」と。

彼のモットーは自己肯定感の強さであり、
人にどう思われるかを気にしないことだそうだ。

そのため、比較や競争を重視する社会は、
自己肯定感を低くさせ、
人々を不幸にしてしまうのではないか、
谷口氏はそう訴えていた。

そんな彼の話を聞きながら、
俺自身は、どうだろうか、そう考えた。
店を経営する中で、
「万人に受け入れられてマスター」
「嫌われない店」にしようと
していないだろうか。

お客さんやスタッフに嫌われまいと
自分を出さないことで、逆に
失敗していることはないだろうかと。

まだ若い彼の言葉から、
改めてそれほど長くない先の人生を見据えながら、
もっと自由に生きていきたい、と感じた。

そして、この冷たい雨が、くだらない悩みや迷いを
洗い流してくれるような気がした。
そんな日曜の午後だった。


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2025年03月16日

叔父の思い出

昨夜、40歳のショウゾウが
久しぶりに来てくれた。
近況を尋ねると、大好きだった父親の兄、
つまり伯父さんが亡くなり、そのショックで
しばらく立ち直れなかったそうだ。

その話を聞いて、僕も母の弟である
叔父のことを思い出した。
叔父は岐阜県で建築会社を設立し、
現場に立つ姿が、颯爽としていて、
とてもカッコ良かった。

祖父母も暮らすその家に夏休みなどで
泊まりに行くと、叔父は
大抵パンツ一丁でビールを
飲みながら野球を見ながら
一日の疲れを癒していた。

その時、彼の太い二の腕や、
30歳を過ぎているはずなのに、
割れた腹筋を見てドキドキ
していたことをよく覚えている。

そんな叔父は、僕が高校を卒業した頃、
趣味の狩猟で友人と山に出かけた際、
足を踏み外した友人の猟銃が暴発し、
それを全身に受け、失明寸前になった。

調べた結果、日本は治療が難しく、
アメリカ、シカゴの医療機関に行くことになり、
「一緒に来てほしい」と僕に頼んできた。

僕は喜んだものの、当時渡米にはビザが必要で
それを取得するまでにひと月かかるため、
結局、父親が代わりに同行することになった。

帰国後、父は「目が不自由になった叔父は
頑固で苛立つことも多くなり、
人が変わったようだったから
結果的にはお前が行かなくて
良かった」そう話していた。

叔父の目は完治こそしなかったものの、
視力は5割くらいは回復し、
その後も比較的元気さを取り戻した。

しかし最終的に屋根修理中に
瓦屋根から落ちて死んでしまった。

元気でかっこ良かった叔父らしい
最期だったなあ、今、改めてそう思う。

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2025年03月15日

家を守る

帰国した?と僕の顔を見に来てくれた一人が
昨日は穏やかで上機嫌だったアサダちゃん。

彼は酔っ払うと、比較的ドスを効かせた声を
出すこともあり、うちでは珍しいタイプだ。
しかし、その根っこはとても良い人間である。

ここ数年、彼は一人で自宅から電車で
小一時間かけて、90歳になる
お父さんの様子を見に行っていた。

体が思うように動かないこともあるけれど、
頭はまだまだ冴えている父親だからこそ、
厄介なんだよね、何かと言えば
すぐ大声を出したり面倒なんだ、
アサダちゃんはよく話していた。

そんなお父さんが去年の中ごろ、
当初とても嫌がっていた
老人ホームに入ることになったらしい。

週末のたびに顔を見に行くと、
「おう、久しぶりだ」と毎回言われる。
先週も来たじゃないかと言っても、
「いや、もっと久しぶりだ」と譲らない。

さて、そんな父親が実家に戻ることは
ないだろう、そう考えながら
広い実家をどうするか、考えると言う。

5部屋もある一軒家で、内部はともかく
外壁や屋根など、修繕が必要な箇所が
次々と出てくる。

庭の木々は伸び放題で、
使っていない両親の部屋に
入ると、驚くほど埃まみれになっている。
おまけに、子供の頃から住んでいたため、
近所付き合いもあり、
回覧板がまわってくると言うのだ。

面倒なことは山ほどあり、
頑固な父親に少し腹が立つこともある。
それでも、その父親が一生懸命建てた家を
売る気にはとてもなれないそうだ。

あれだけ「うちの父親は」と愚痴をこぼしている
アサダちゃんだが、その優しさが、
こうしたところに現れている気がする。

だからなのか、僕は酔っ払った時のアサダちゃんから
彼のお父さんの姿が少し見える気がするのだ。

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2025年03月14日

旅が終わって思うこと

僕は昔から一人旅が好きだ。
特に店を始めてから、50代で
年に2回、2週間から3週間、
長い時はひと月近く一人
さまざまな場所に出かけている。

50代だと、日本の多くの人たちが
まだバリバリいていて、それほど長い
休みが取れない年齢ではないことを考えると
この時間が本当に有難いと感謝だ。

一人旅の面白さは、思わぬ出会いがあったり、
何かが起こってもすべて自己責任なのだ。
そう思えることがむしろ楽だったりする。

ただ、そんな旅で最も苦手なのが
食事の時間だ。
素敵で評判のよりレストランに
一人ではなかなか行く気がしない。

その上に、量もあまり食べられないたkめ
つい簡単で安いモノを選んでしまう。
おまけに食事中は、本や携帯が相手で
ほぼ30分以内に終わってしまうことが多く、
寂しいと言えば寂しいものだ。


そんな中、今回の旅は10日という
僕にしては少しだけ短めの日程だった。
以前、我が家に少し住んでいたハルキに会う、
という理由もあって、
連れ合いと二人で行くことになった。

そのおかげで、今回は多くの現地の料理
(ベトナムはフレンチも含めて)
楽しむことが出来た。


また、上にも書いたように、僕自身、
自己責任という名のもととなる
ちょっとしたチョンボがよくある。

飛行機の時間を間違えそうになったり、
持ち物を置き忘れてきたり。
そんな時に細かくチェック出来るのが
僕の連れ合いだったりする。

周りからは「凄いねえ、彼がいないと
メだねえ」なんてことも
よく言われるけれど、チョンボは
チョンボで仕方がないし、
諦めも早いので一人旅では、さほど気にならない。
だから反省しないのだ、と
連れ合いからは、よく怒られるけれど(笑)

逆にそんな彼は、旅の計画全般、飛行機や
ホテルのチェック、街の歩き方などは
からきしダメ、というか興味がない。
携帯の使い方でつまづくと、「あ〜、
もう嫌だ」とかなるから大変だ。

まあ、そんなこんなで若い時期は
そんなことでいちいちお互いに
気分を害してしまう。
旅行あるあるだ。

ただ、「せっかくの旅行だから」と
極力ストレスを避けようとすること自体が
ストレスだったりもしたものだ。

しかし、もう来年で出会って30年。
長くは付き合ってはみるもので
またか、しゃあないなあって
イラダチよりも笑って済ませるようにあ\なる。
それこそが、「関係を作る」
ということだったのかも知れない。

とは言いつつも、また一人旅を
したいなあ、なんてほくそ笑んだりする僕なのだ。

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花に囲まれた素敵なレストラン
ハノイのゲイバー

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2025年03月13日

最終目的地 ルアンパバーン

今回の旅行は、ハルキに会いに、
というのが第一目的だったけど、
どうせベトナムに行くのなら、
近いもうひとつの国へ、
行こうということになった。

タイやカンボジアは行ったことが
あるけれど、それこそ悪友のカオリが
年末行って最高だったと言うのが
ラオス、ルアンパバーンらしく
それで即決したのだった。

IMG_1621.jpg

ビエンチャンからルアンパバーンまでは
ラオス中国鉄道という新幹線のような列車。
ここ5年ほどの間に完成したようだ。
こんなに新しいのに、窓ガラスなどが
砂埃などで汚れているのは
日本以外、どこに行っても同じだ。
それほど、日本という国は
几帳面で綺麗好きなのだと実感する。

新幹線とまではいかないけれど、
乗り心地はなかなか快適。
乗っている人は中国人が多く、
彼らは本当によく喋る。

お菓子や飲み物を売っている女性が
来たのでコーヒーを頼んだら、
ストローを刺した熱いココアのような
飲み物が来た(笑)

ルアンパバーンに到着後、
結構、ゆっくりと列車を降り、
正面から車体を撮影しようとしていたら
マイクを持った中国人女性が
「撮るな」と言ったのか「早く駅を出ろ」
と言ったのか、大声でまくしたてる。

さっきまでバシャバシャと撮っていた人たちも
いたようだけど、あれはなんだったんだろう。
あちらの列車は軍事施設だという噂も
聞いたけれど、穏やかなラオスの中で
怒鳴り声を聞いたのは、あれが初めてだった。

思えば、僕が18歳の頃に、当時のソ連に
家族でトランジットで寄った際、
カメラでカシャリとバスを
撮った父親からカメラを軍人が
取り上げてフィルムをすべて
出されたことを思い出した。

んで、これがどさくさに紛れて
撮影した写真!

IMG_1620.jpg

ともあれ、ルアンパバーン。
街全体が世界遺産の都市、
ということで、見どころはたくさんあった。

寺や夜市などが並んでいるサマは、
ビエンチャンと変わらない気もするけれど、
屋根が連なっていくワット・シエントーンの
美しさはまさに勇姿だった。

IMG_1869.jpg

夕方、数々の寺院から聞こえる
若い僧侶たちのお経の声には
なんとも穏やかな気持ちになることが出来た。
教会の讃美歌もそうだけど、
こういう気持ちになるのは
やっぱり宗教というのは
人間社会にとって必要なのだ、
そう実感させられた。

また、ビエンチャンよりも、
お洒落なカフェやレストランが
多いのは、世界遺産だということで
ヨーロッパからの観光客も増えたからだろう。

泳げるほど綺麗なクワンシーの滝、
そしてその滝の上、ジャングル脇を
どこまで続のかという山道を登って
ワイヤー滑走で5つもの山々を渡る
ジップライン。

IMG_1693.jpgIMG_1706.jpg

これ、シンガポールのセントーサ島でも
一度やったことがあるけれど、
今回のは長いことに増して、
滑走場所に行き着くまでの足元から
谷底が丸見えで実に恐ろしい。

とは言え、良い歳をして、こういうモノを見ると
まだまだ血湧き肉躍るのは
困ったもんだ(笑)

そこから船で、メコン川を遡行していく。
ベトナムのハロン湾よりもこじんまりとした
船だが、横になれるようなソファベッドから
山々を見るのもオツなものだ。

船を降りて登ったパークウー洞窟の中には
文字どおり神々しく仏像が何体も
祀られていた。

IMG_1787.jpg

ルアンパバーンには3日間いたけれど、
最終日に登ったプーシーの丘。
前日のメコン川での
夕日も素晴らしかったけれど、
丘から見た、夕焼けに照らされた雲
そして月、見下ろす街並みの姿は
まるで「西遊記」を思わせるような
見事な景色だった。

IMG_1965.jpg

そうそう。
ラオスで、ゲイシーンはどうだろうと
ネット検索などしてみたけれど
(もちろんゲイはたくさんいるのだろうが)
残念ながら、バーなどは見当たらなかった。
ってか、どこでも必ず検索してしまう
自分ってどうよ(笑)

そんなワケで、おかげさまで
約10日間の2つの国の旅は
とても楽しむことが出来た。

僕の休みを知らずに来ていただいた
お客さん、すみませんでした。
また、留守を守ってくれたスタッフ、
いつも、ありがとう。

明日、金曜日からまた元気に
店に立ちます。

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2025年03月12日

ビエンチャン訪問

今回の旅の3箇所目は、ラオスの
ビエンチャンだった。

ハノイを出て、ビエンチャンまでは
なんとホーチミンよりも近く、
2時間弱で到着する。

ビエンチャンの気候は、
最高35度、最低23度くらいで
ハノイよりも暖かく、
ホーチミンよりもずっと涼しい。

その後、今来ているルアンパバーンも
そうだが、湿度が低いせいもあるんだろう。
うだるような暑さで
参ってしまう、ということはない。
ホーチミンは東京の真夏に近いと思った。

さてさて、ビエンチャンはラオスの首都と
言いながらも、何もない街、と言われている。

そんな中、友人のカオリが年末に
行ってなかなか楽しかったという
ブッダパークという公園に行った。

ブッダとは言え、いわゆる寺院などの
宗教施設ではなく、1960年前後に
タイ人の芸術家が作った面白パーク。

当時、この場所のそばに
コンクリート工場があり、
大量のコンクリートが買えたため、
それを使い、仏教、ヒンドゥー教の神々や
神話に出てくる動物や怪物が作られている。

IMG_1478.jpgIMG_1476.jpg

そう聞くと、少し子供騙しにも思えるけれど、
実際見てみると、なるほど楽しい。
それが全部で200体、66箇所もあるのだ。
これ、子供の時に見ると、
かなり恐ろしいかも。

その帰り道、メコン川沿いに作られた
楽しそうな遊園地を横に見ながら、
この日は、美味しいラオス料理を食べた。


このビエンチャンでは、翌日、タートルアンと
言われるラオスのシンボル的キランキランの
黄金寺院や、大小何千体もの仏像が祀られている
ワット・シーサケットを見て回った。

IMG_1534.jpgIMG_1553.jpg

今来ているルアンパバーンも含めて、
ラオスは寺、寺、寺。
その間に、マーケットなどが立ち並ぶ。

そこここでも、他国のような
押し付けがましいモノ売りもなく、
店に入っても、近寄ることもなく、
常に穏やかに笑顔で黙って
こちらの動向を見てくれる。

ベトナムも親日的と言われて、
まったく嫌な思いをすることはなかったけれど、
ラオスは想像以上に優しい国だった。

ビエンチャンでは他にパリの凱旋門を模して
作られたと言う戦没者記念塔である
パトゥーサイに昇った。
ここからの南北にまっすぐ伸びる道路、
その眺望はベルリンの戦勝記念塔を
思い出させてくれた。

IMG_1583.jpg

旅はこのあと、中国ラオス鉄道に乗って、
ここルアンパバーンに向かった。

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