2009年11月10日

30年以上前の新宿2丁目

たまにぶらりと来てくれるH君が、今日、来てもらえるやいなや
毎日、このブログを読むのが日課だ、と言ってくれて、
何だか恥ずかしいやら、有難いやら・・・。

先日も書いたけれど、お客さんと話した内容とかすっかり
忘れてしまうことも多いし、
書いているうちに、ついついおかしな方向に行ってしまったりすることも
多々ある。
まあ、終わってからそれなりに疲れていたり、
酔っ払いながら書いていることもあるので、
そのあたりは割り引いてもらいたい。
(それ以前に、文章力の問題もあるかも。)

そんなH君は、40歳。(とても30代前半にしか見えないんだけど)
彼や他県出身らしいけれど、親戚が東京にいて、
と言うよりも、新宿2丁目に住んでいて
幼少の頃から、2丁目を見ていた、と言う。

もちろん、その頃は自覚もなかったと言うけれど、
それでも朝がた、オネエ言葉を話しまくる女装の人とかを見て
不思議な感じだったと言う。
ちょっとだけ可笑しいのは、親戚の叔母さんに
「貴方は、絶対、ああなっちゃ、ダメだからね。」と
言われた、と言っていた。

僕が店に初めて出たのが、約27年ほど前。
(うひゃ!バイトのユタカやツカサが生まれた頃。
キョーシローにいたっては、生まれるもっと前!!笑)

その当時は、週末であれ、仲通りは、路上はガラガラ。
いざ、店に入ると、平日でももの凄く混み合っていた。
バブル直前で、それから凄い時代に入った。

週末、タクシーが止まらないのは当たり前だったし、
それまでほとんど見たことがない女性が、
仲通りをわんさか歩くようになった。

H君は、その後、このあたりで親戚に会うことはないの?と聞くと、
従兄弟たちは、顔はもうわからないと言う。
そうだよなあ・・・。
30年。
俺からしてみれば、ついこの前のようなんだけど・・・。
これから30年先の新宿2丁目、どうなってるんだろう。
俺はすでにいないかも知れないなあ。
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2009年11月09日

不思議な日曜日の夜

今日は歌手のYちゃんが、ヘアーメイクの友人M氏を伴って
来てくれた。
つい先日、周年記念ライブをやったYちゃんだけれど、
うちのお店でファンの何人かが観に行ったようだ。
(残念ながら、僕は仕事のため、行けなかった・・・)

で、たまたま会場に行った常連客のHも今日、来てくれて
「僕は前から数列目だったけれど、震えていませんでした?」と
聞くと、何十年もこの仕事をしているけれど、
まったく慣れなくて、どういう時でも、もの凄く緊張するらしい。

それには僕もびっくりした。
確かに、僕も人前で何かをやることってもの凄く苦手。
でも、ほんの少しだけれど、昨年の周年パーティよりも、
今年のパーティの時のほうが、慣れた感じがしたものだ。
だから、到るところで、人前に顔を出す有名人は、
まったく慣れっこだと思っていたのだが・・・。

Yちゃんは紅白に出た時でも、小さいライブ会場でも
まったく変わらず、緊張してしまうらしい。
これには、本当に驚いた。

メイクのM氏は、もう10年以上、パリに住んでいるんだけど、
日本に帰ってくるたびに、やっぱり日本というのは変わらないなあと思うと言う。
ネットや、携帯に因って、かなり自由な時間を手にすることになっている。
しかし、だからなのか、個性を伸ばせない、出る杭は相変わらず打たれる。

ゲイもそうだけれど、少し変わっていると、変人扱いされ、
誰もが近づかなくなる。
パリでは、人は人。他人に興味を持たない代わりに、
誰が何をやろうと、その人の勝手、とまったく問題にしない。
むしろ、仕事や、人生をどう生きているか、ということに
人の関心が集まる、と言う。

外国で生活したことがない僕にとっては、
わかってはいるものの、今さらながら、なるほど、と思った。

日曜日は静かな夜が多いけれど、彼ら二人のおかげで
大変盛り上がった一夜だった。
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2009年11月08日

うちのお店に来てくれる外国人のお客さん

他の2丁目のお店がどんな感じなのか、わからないけれど、
うちは一週間に5人から、多い時で15人くらいの外国のお客さんが
来てくれる。
台湾、韓国、中国などのアジア圏もそうだけれど、
欧米のお客さん(白人の人、黒人の人)も、訪れてくれる。

そのうちの多くのお客さんは、日本に在住して長い、という人だけれど、
中には、旅行の途中とか、日本に来たばかり、
もしくは日本には住んでいるけれど、まったく日本語を
喋ることができない、というお客さんも結構いる。

先週は、スペインから旅行途中で寄ってくれたカップルが来てくれ、
今日もフランスから留学で来たけれど、日本語はほとんどわからない、
という23歳の青年が来てくれた。

こちらの世界の人って、かなり英語や外国語が堪能な人が多いから
たまたまそういう人の隣に座ってくれれば、ちょっとほっとするけれど、
喋れない、もしくは喋らない人の隣になったりすると、
僕が話すしかなくなってしまう。

人と話すのは決して嫌いではないので、
かなりメチャクチャな文法、単語の羅列で
何とか伝えようとはするものの、結局言いたいことの半分くらいしか
伝えられずに、歯がゆかったりする。

今日も、彼が数学関係の勉強をしている、という話から
ちょっと混みいった内容に話が進み、僕はお手上げ。
何だか申し訳なかった。

若い頃から、洋画や、ブロードウェイの演劇が好きなクセして、
結局、高校卒業以来、ほとんど英語の勉強などしていない。

今までは趣味のために、勉強しなければ、と思っていたけれど、
だから、進まなかったのかも知れない(笑)
今後は、仕事のため、と思うと、本気で勉強できるだろうか・・・。

って言うより、この年齢から初めてどうなることやら。
しかし、改めて英語とピアノ(これについては、また機会があれば)を
きちんと勉強しなければ、と思った一夜だった。
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2009年11月07日

マショコたちの来店

いわゆる一般的に「魔性の女」と言われる類の人がいる。
自分はまったくその気がないけれど、どんどん
周りの人がその気になってしまう。
で、いざ、そういう関係を、とか、お付き合いを、とかとなると
「は?なんで???」という顔をするタイプ。

いや、これは「女」でなくても、男、そしてゲイでも
こういうタイプはたくさんいるのだ。

で、うちのお店の常連客で、マショコ3人組と言われる人たちがいる。
年代は40代二人、30代一人、
それぞれがイケメンであり、いつもモテまくってはいるけれど、
そのうちの二人は、シングル。

そんな二人が、この金曜日の夜にやって来てくれた。

彼らに共通するのが、ほとんどの人に対して
愛想はいいし、人見知りもしない。
一人はハグするのは普通で、下手すると
キスもしかねない(酔っ払うと特に・・・笑)。

今日も一人は初めて会った男のコと、楽しげに話をし、
もう一人はベランダでハグしていた。

僕が知っている限り、傷付いてボロボロになった人が
いるワケでもないし、まあ、相手もそういうものだ、と思って関わるから
いいんだろうけれど(笑)
いずれにしても、彼らは常に花がある。

僕の胸の中で、1号、2号、3号と呼んでいたりするけれど、
まあ、それは誰にも言わないでおこう。
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2009年11月06日

同性愛の姉弟

久しぶりに来てくれたイケメンH君。
ひょっとしたら1年ぶりかも知れない。
何故に、これほど空いちゃったの?と尋ねると
何と彼氏が出来た(と言っても1年前。笑)とのこと。

それは、良かった!と話をしていると、
なかなか最近しっかりと会えなくて、残念という話。

よくよく聞いてみると、彼氏はH君と一緒に住みたいらしいけれど、
H君は病気のお母さんと同居しているため、
それはかなり難しいと言う。
(お父さんは、数年前に亡くなられたらしい)

で、兄弟は?と尋ねると
「レズビアンの姉が一人います。」とのこと!!!

男兄弟のゲイというのは、友人にもいるし、
おすぎとピーコも含めて結構聞くけれど、
レズビアン、ゲイという姉弟、というのは、初めて聞いた。

何故、わかったの?と聞くと、彼が高校生の頃、
大学生だったお姉さんが異常に親しい女友達がいて、
それが数年ごとに変わる。・・・
ひょっとして、「友だちじゃなくって、恋人みたいに好きなの?」と
聞くと、姉ははっきりと首を縦にふったらしい。

その時、まだ男性経験もなかったH君は、自分はカミングアウト
出来なかったらしいけれど、25歳くらいになった時に
きちんと伝えたら、お姉さんから「私が話した時に言うべき。
ずるい!!」と怒られたらしい。

いずれにしても、そんなお姉さんは現在の彼女と二人で
しっぽりと暮らしているとのこと。

そんなワケで、H君はお母さんの面倒を見なければならず、
彼氏と同居は難しいらしいのだ。
いっそのこと、お母さんにカミングアウトして、
お姉さんカップル、H君カップルと5人で暮らしてしまう、とか。
いや、これはジョークです・・・(笑)
posted by みつあき at 03:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月05日

恋の悩み

今日、来てくれたY君は、同い年の彼氏と付き合い始めて
3ヶ月になる、と言う。
彼氏は、結構仕事が忙しく、メールもそれほどくれないし、
週末も忙しく、会える日と会えない日があるらしい。

会っている時は、デートもエッチの内容も十分、満足しているのに
何故、会わない時には、これほどそっけないのか・・・。

僕からしてみると、リアルな時間が、それほど素晴らしいのに、
勝手に自分の頭の中で色々と想像して、
わざわざ不満を持つようにしているとしか考えられない。

「ひょっとしたら、俺のことなんて、好きじゃないんだろうか。」
「他に好きな人がいるんじゃないだろうか。」
「本当は、自分との関係に不満を持っているんじゃないだろうか。」etc,etc・・・。

多くの人が恋愛を始めると、ぶちあたる問題でもあるけれど、
もっと良い部分を信じて、楽になればいいのに、そう思う。

しかし、Y君いわく、
「前は、そう思っていたのに、結局騙されていたことがあったので、
信じられなくなったんですよ。」

う〜む。。。
前の経験を次の恋愛に置き換えて考えるのではなく、
前の経験があるからこそ、次は違う、と信じればいいのに、
僕がそう思うのは、お気楽過ぎるんだろうか・・・。
posted by みつあき at 02:43| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月04日

ブルース・ウェーバーについて

火曜日の今日は、本来、ヤスオが一人でやってくれているんだけれど、
祝日だったので、二人で営業。

そう言えば、先日、息子がゲイだとよくわかっていないという
Sのお母さんが来た、という話を書いたが、
その時にエロ系の写真集や雑誌を棚から片付けた。

で、比較的、当たり障りがないモノに入れ替えたんだけれど
その中に写真家ブルース・ウェーバーの"O Rio de Janeiro"があった。
1986年に発売され、彼の名前を一気に有名にした一冊だ。

今日、来てくれたKちゃん、Tちゃんたちが
好きだった、と言うので、何冊かのウェーバー写真集を
棚から出して、みんなで見てみる。

今、思えば、この手のモノは決して少なくはないと思えるけれど、
当時、仕事の合間によく通っていた銀座のイエナ書店で
ヒクソン・グレイシーのかっこ良さにウハウハして
購買したのが「リオ・デ・ジャネイロ」。
そのモノクロームの頁をめくると、何とも言えない躍動感、
貧困の中から生まれるエネルギー、そして熱さなどが
これでもか、と伝わってくる。

あの頃は、ゲイ的な匂いを感じながらも、
ウェーバー自身がゲイか、どうかなんて、
まったくわからなかったものだ。

当時、僕にとっては、ちょっと高い5000円くらいの値段だったけれど、
それが今じゃ、安くて2万円、高くなると
5万円以上の値段になっていると言う。

僕は5年ほど前に、青山の紀伊国屋スーパーの跡地に
作られた場所で開催された写真展に行った時に、
ウェーバー本人が来日していた。
多くのファンは、興奮して、握手やらサインを求めていたけれど、
一瞬たりともニコリとした表情が見えなかったのは、
ちょっと残念な気がした。

posted by みつあき at 03:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月03日

木枯らしが吹いた一夜

昨日の雨が上がって、今日は曇り空だったが、
夜になり、いきなり木枯らしが吹き、
もの凄く寒くなった。

昨日まで、冷房を入れていたとは思えないほどの寒さだけれど、
中にはそれでも「暑い」というお客さんもいたりする。
エアコンの強弱は、どのお店にとっても、
結構頭を抱える問題だと思う。

寒くなると、うちの店はベランダに出る人が思いきり減る。
(当たり前のことだけど・・・)
うちのベランダは、喫煙スペースではあるけれど、
前にも書いたように、一部の人にとっては恋路にもなり、
また、あまり人に聞かれたくない話をする場所にもなっているようだ。

しかしながら、さすがに寒くなると
そこまでする人はおらず、
喫煙の人のために、せめて、とビニールの覆いがかけられる。
(ただし、週末のみ。)

11月の中旬から、この覆いをかけようとしていたので
まだ準備がなかったけれど、さすがに今日は辛かったようで
申し訳なかった。

と言うわけで、
来週には準備が出来るので、よろしくお願いしますね。

posted by みつあき at 04:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月02日

ほったらかし営業、素人営業・・・。

古い友人でもあり、常連のTちゃんが今日お店に来ている時に
「みつあきさんもマイペースだからねえ。
一部の人から、ほったらかし営業って言われているの、
よく聞いてるでしょ?」と言われて、う〜むと思った。

確かに「相手にされなかった」という話は、お客さん経由で、たまに聞く。
また「素人営業」と言われていることも聞く。
まあ、この年齢になって、店を始めるまで
水商売なんてほぼやったことがなかったからなあ。

しかしながら、そういう話を聞くたびに、いかんなあ、
もうちょっと気持ちを和ませるマスターにならないと、と思う。

常連や仲の良い人だけと
話をして盛り上がる、というほど若くはないし、
来てほしいお客さんと、来てほしくないお客さんに
分けているワケでもない。
そもそも、あまり人や物事に対して、
好き嫌いというのがあまりないから
積極的に話したくない、と思っているワケでもない。

だから、それほど放っておく、というつもりはないんだけれど、
どうしても、二人、三人で来てくれるお客さんは
話を割って入らないようにする、ということはあるのかも知れないなあ。

思えば、友人たちと一緒の時も
一対一であれば、話も弾ませたけれど、
3人、4人と増えていくと、僕は聞き役に回っているほうが多かった。

でも、お店というのは、そういうワケには行かない。
元々、エンターテインメントを見るのは、好きだけれど、
積極的にお客さんを楽しませるような術を持っているワケじゃない。

自分がお客であった時に、どういう感じで接してもらえるのが
嬉しく、有難く思うか・・・。
2年経って、改めて、初心に戻って考えてみるべきかも知れない。

なんて、ブログに書いている俺って、何だか青過ぎなのかも(笑)。

posted by みつあき at 04:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月01日

シドニーからの友人

今日まで3日連続で来てくれたTは、僕の古い友達だ。
もう14年前、僕は彼のキューピッドのお陰で
恋愛を成就させてもらったりもしたものだ。

そのT、実は1年ほど前にオーストラリア人の彼氏と共に
シドニーへ移動し、あちらで生活をしている。
一応、仕事は辞めて、すっかりあちらの生活をする、というはずが
職場から頼られているようで、仕事関係で、ひと月に何日か、
日本に帰国している。

Tの彼氏は、Tと会う直前まで既婚者であり、
もうすっかり大きくなった子供までいる、と言う。
敬謙はキリスト教信者だった彼は、自分がゲイであることを
常に深く悩んでいたらしい。
Tとの出会いに因って、徐々に彼は変わって行き、
離婚、そしてオール・カミングアウトにまで進展したと言う。
何せ子供たち、親戚までが全部知っている、というから凄い。

TはTで、これから一生、彼氏と生きていこう、と決めた時に
お母さんにカミング・アウト。
その当日、母子ともにうちの店に来てくれたのが
1年とちょっと前の出来事だった。
(先日書いた親を連れて来てくれた一人がTだ。)

Tたちカップルが凄いのは、どんな困難もモノともせず、
どんどん新しいことにチャレンジをしていく。
彼らの言い分は、「ゲイか、どうか」ということではなく、
当然の人間の権利、意思として、モノを伝えて行く、という部分だ。

思えば、彼らだけでなく、外国人の相手を持ち、
永住権を持っている友人は、僕のまわりにまだまだ若干名いる。
それぞれが異なるタイプでもあるけれど、
いずれにしても、日本ではなかなか実現しないことを
二人の努力で、前に進めていっている、ということは
本当に素晴らしいと思う。
自分の幸せは、自分の力で勝ち得て行かなければいけない。
posted by みつあき at 04:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする